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フォワードプレスとは、フック

フォワードプレスとは、フック


フォワードプレス

とはバックスイングをスタートさせる前に行う準備動作。直訳すれば「前方に押す」ことで、右ひざを左膝に寄せるように動かしたり、グリップを目標方向にほんのすこし動かすような行為をいう。(参考文献1)

バックスイングを始める前に、はずみをつけるような動作です。私は特に意識しては行なっていません。

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帝王ジャック・ニクラウスはチン・バックが有名です。スイング開始時に、あごを右方向に少し動かしてからスイングを始める動作です。

アドレスでは、体が静止しています。そこから動作を始めるために、なにかフォワードプレスをした方がやりやすいというプレーヤーも少なくないと思います。

フック

ショットしたボールが途中から左に曲がること(右打者の場合)。スライスに比べるとランが多くなる。

スライスはボールが途中から右に大きく曲がりますが、フックボールは左に曲がります。

一般に、スライスは初心者に多く出て、フックが出ると上級者の証だと言われています。

私もゴルフを始めたての頃は、大きなスライスに悩まされました。特にドライバーです。スライスは初心者に多いというのはそのとおりです。

ゴルフのビギナーが100を切るのが難しい原因の一つは、やはりスライスです。これが出るとショットがフェアウェイに行かず、ラフや林などに入ってしまいます。ヘタをすればOBです。

逆に言えば、スライスをなくすか、曲がりの小さいフェードボールにできれば、スコアは大きくアップします。

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○フックを無理矢理打つ方法
というわけでスライスを直すために多くのゴルファーが努力しているわけですが、フックが出れば上級者というのは、少し語弊があると思います。

実を言えば、初心者でも無理矢理フックを打つことはできます。方法にはいくつかありますが、第一にグリップをストロング・グリップ(フック・グリップ)にすることです。

これは、スクエアグリップよりも、両手でできるVの字が左を向くように握るやり方です。このグリップですと、強制的にインパクトでフェースを閉じることができるので、フックを打てます。

第二に、スタンスをクローズドにすることです。これですと、アドレスの段階でフェースを閉じて構えますから、フックが出ます。

第三に、インパクトでリストターンを使うことです。これも、フェースが閉じます。

第四に、インパクトの直前に、手首の動きを一瞬止めるようにすることです。すると、手首が右から左に動くスピードが遅くなり、クラブヘッドが手首よりも先行する(左にいく)ことになります。

その結果、フェースが閉じます。

このように、初心者でも強制的にフック(あるいは曲がりが少ないドロー)を打つ方法はあります。

○無理にフックを打とうとする問題点
しかし、これらの方法は、どれもおすすめしません。というより、行うべきではないと思います。

まず第一のグリップ。グリップを変えることで球筋を変えるのは、確かに即効性があります。しかし、それが癖になると、グリップ以外にスイングの問題があっても、どこが悪いのかわからなくなってしまいます。

また、スクエアグリップならいつも同じ向きにグリップするのが簡単ですが、フックグリップやウィークグリップにすると、いつも同じ向きに握るのはなかなか難しいです。

レッスンプロに教えてもらうならまだしも、独学でグリップをいろいろ変えてしまうと、スイングの迷宮に入り込んでしまう恐れがあります。

第二のスタンスも、同じです。スクエア・スタンスなら飛球線に平行にとればよいですが、クローズドにすると、クローズにする度合いで球筋が変わってしまいます。

いつも同じ角度でクローズにするのはなかなか難しいはずです。

○リストターンなど
第三のリストターンも難しいです。要は手首を左方向にこねるようにして、フェースを閉じようとすることです。これですと、手首をこねる大きさやタイミングによって、一打ごとにショットにばらつきが出る恐れがあります。

そうすると、スコアはまったくまとまらなくなります。例えば大きなフックが出るようになったので、少しだけリストターンを使うようにしたら、今度はストレートの球筋になった。そこでドローを打ちたいのでもっとリストターンを使うようにしたら、今度はまたフックになったということになる恐れがあるのです。

これでは複雑すぎますし、ショットがどこに行くかわかりません。

第四の手首を止める動き。これもよくありません。リストターンと同じく、止めるタイミングや止める強さによって、球筋がばらつくからです。

○フックを求める必要はない
このように、即効性を求めて、すぐにフックを打とうとすると、逆にスイングを崩してしまう恐れが大です。

確かに、上級者にフックが出やすいのはそのとおりです。上級者はスライスを克服しているプレーヤーが多いからです。

しかし、だからといって初心者が最初からフックを打とうとして上記のような方法を採用するのはよくありません。逆にスイングをおかしくしてしまうからです。

球筋をすぐに変えたい、スライスをすぐに治したいという気持ちはよくわかりますが、だからといってグリップをいじったりリストターンを使ったりすると、変な癖がついてしまいます。

特に独学でそういう複雑なやり方をしてしまうと、ショットがおかしくなっても、スイングのどこが問題なのかがわからなくなります。原因がわからなければ、直しようがありません。

○シンプルなスイングを
というわけで、無理にフックを打とうとする必要は全くないと思います。それよりも、グリップやスタンスはスクエアで固定し、リストターンは使わない、インパクト直前に手を止めるような動作もしないことをおすすめします。

これですと、確かに最初のうちは大きなスライスが出てしまうかもしれません。でも、これならスイングを複雑にしていないので、スライスの原因をいくつかに絞ることができます。

あとはその原因を1つずつ潰していけば、自ずとスライスがストレートになるか、曲がりの少ないフェードになるはずです。

ゴルフで即効性を求めると、たいていは失敗に終わります(私の経験から)。それよりも、まずはシンプルなスイングにして、問題点を洗い出しては解決していくほうが、根本的な上達につながるはずです。

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