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中嶋常幸が語るオーガスタの難しさ

中嶋常幸が語るオーガスタの難しさ


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(日本経済新聞10/3/16の中嶋常幸プロの記事から引用、抜粋)
私がそうだったように日本のジュニアゴルファーのだれもがマスターズにあこがれる。毎年、同じ会場で開催され、過去の名場面は数知れず。

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1978年に23歳で初めてオーガスタに足を踏み入れたときは、見るものすべてが別世界。
「お上りさん」状態の私は、13番で「13」をたたくなど粉々にされた。自分のレベルをはっきり教えられた気がし、「何とかまた戻って、この悔しさを晴らしたい」と思ったものだ。82年に賞金王を獲得して翌春、2度目の招待を受けたときは「やっと帰ってきた」と、追試のチャンスをもらった感じがした。
その後は4月になればオーガスタに戻り、86年(8位)は優勝争いにも加わった。
一時は本腰を入れて米ツアーで戦おうと考えたこともある。言葉が不自由なうえ、小さな子どもを抱えて、銃社会の米国で暮らす決断はできなかったが…。
95年には大会前に逝ったおやじの写真をいれたキャディーバッグを長男が担ぎ、親子3代でラウンドした。
(選手から解説者へ)立場が変わっても見る目は同じ。どうやってコースを攻略するか、である。ベストルートを探し、好ショットを重ねて点と点を結ぶ難しさ。
「この選手は今、何パーセントの確率でナイスショットを打てているか」。それによってスコアも見えてくる。20パーセントしか打てない選手なら、間違いなく予選落ちだろう。
ただ、練習場では80パーセントの確率で打てても、コースに出るとガクッと確率の下がる選手もいる。
ピンから5メートル離れて落ちたら、とんでもないところにボールが行くことも。ここぞと攻めるときは、200ヤード先の畳2枚分のスペースを狙い打ちしないと勝負にならない。それがマスターズである。

トミーこと中嶋常幸プロが、マスターズの難しさを具体的に解説しておられる貴重な記事でした。

09年賞金王の石川遼も、マスターズ制覇を一番の目標に掲げています。4大メジャー大会の中でも特別な存在なのでしょうね。

13番はアーメンコーナー(神に祈らないといけないほど難しいホール。11から13番までを指す)の一つです。13番はパー5ですが、13とはすごいですね。

親子

しかしその悔しさが中嶋プロのレベルを上げ、86年の8位という素晴らしい成績につながったのでしょう。

ぜひとも中嶋さんにはアメリカで活躍していただきたかったですが、確かに言葉や治安の問題を考えると、アメリカツアー参戦は困難だったでしょう。

中嶋常幸さんのお父上は幼い常幸さんに厳しくゴルフを教えました。そのため、常幸さんは一時お父さんに反発を覚えたという話を聞いたことがあります。

それでもそのお父上の厳しさがあって中嶋さんの活躍があるわけですから、親子3代のラウンドは感慨深いものだったのでしょうね。

鍛え上げたプロを襲うプレッシャー

20パーセントの確率でしかナイスショットが打てない選手が予選落ちというのは分かりますが、練習場で好調なのにコースでは確率が下がる、というのはやはりオーガスタのプレッシャーによるものでしょうか。

オーガスタは起伏が大きかったり、コースによっては風を読むのが難しいそうです。そういったことがメンタル面に悪影響を与えるのかもしれません。

おまけにオーガスタのグリーンは鏡に例えられ、ちょっと打つだけでボールがスーッと転がっていってしまうそうです。恐ろしいですね。

そのため、記事にあるように「ピンから5メートル離れて落ちたら、とんでもないところにボールが行く」のですね。普通、ピンから5メートルなら十分バーディーチャンスで喜ぶところですが、やはりマスターズは難易度が高いですね。

私もマスターズで選手がグリーンに乗せたのに、そのままボールが転がってグリーンの外まで行ってしまうシーンを何度か見たことがあります。ゴルフであれほどがっかりすることもないだろうなあ、と思います。

そして、攻めるときには200ヤード先の畳2枚分のスペースを狙う精度が必要とのこと。まさにスナイパー(狙撃手)の世界ですね。もちろん風やライの影響も計算して、このスペースに落とすのですからよほどショットが良くないと、一流のプロでも勝てないですね。

プロの世界の厳しさを垣間見ることができた記事でした。

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