ホーム » コラム »

ジャンボ尾崎の世界殿堂入りとAON時代

ジャンボ尾崎の世界殿堂入りとAON時代


(日本経済新聞10/10/19の中嶋常幸プロのコラムから引用)先日、尾崎将司選手のゴルフ世界殿堂入りが発表された。いまだ現役の本人にはどうやら戸惑いもあるようだが、実によろこばしいニュースだ。
63歳。老化していく自分の肉体という強敵と闘いながら、弱音を吐かず若手にごして戦おうとしている。ただ、50歳を超えると若いころのように体は動いてくれない。

スポンサーリンク

あす20日に56歳になる私にも、歯がゆさが手に取るようにわかる。
プロ入り当時から、一回り先輩の青木功選手、7歳上のジャンボに追いつけ追い越せと頑張ってきた。先に殿堂入りした青木さんは、海外チャレンジの手本だった。(中略)
ジャンボは1ヤードでも遠くへと、まず飛ばしありき。飛距離がなければ世界で戦うことはできない。
(中略)90年に(日本オープンで)逆転優勝した時は、ジャンボに「おめでとう、よくやったな」と握手を求められた。3連覇を逃した悔しさを胸にしまいこみ、相手をたたえる姿に「この人はスポーツマンだなあ」と感じいった。
(中略)ところで世界殿堂に関し、一つの思いがある。樋口久子さん、青木さん、岡本綾子さん、ジャンボ。だれもが非の打ち所のない素晴らしい選手だが、一人忘れていないだろうか。
日本のゴルフブームに最初に火をつけた中村寅吉さんである。(中略)樋口さんをはじめ多くの優れた人材を育てたゴルフ界の恩人に、吉報があってもいいのでは。

トミーこと中嶋常幸選手が、AONについて語っておられます。まず、中嶋選手も3年あまりの大スランプを経験しています。

その理由は足の故障と、大幅なスイング改造だと言われています。スイングを改造することはプロにとって、本当に選手生命を左右する重大な決断なんですね。

ジャンボこと尾崎将司選手は、プロ野球から転向して、181センチという恵まれた体から豪快なスイングを放ち、日本ゴルフにパワーゴルフを定着させました。

尾崎選手はシニアツアーに参加する資格はありますが、レギュラーツアーに出場しています。腰痛があるのでなかなか予選通過が難しいようですが、ジャンボが活躍するのが楽しみです。

トミーがおっしゃっているように、プロといえども50歳を超えると身体能力を保つのがなかなか大変なようです。それでも飛ばしにこだわる中嶋と尾崎、すばらしいです。

青木功選手はテレビ解説でもおなじみで、その軽妙な語り口は私も好きです。青木選手といえば巧みな小技です。アプローチなどを打つときの青木のフォームはちょっと独特で、まさに職人という感じを受けます。

青木は1980年の全米オープンで2位という快挙を成し遂げています。

スポンサード リンク

スポーツマンシップ

90年の日本オープンで中嶋が優勝したときは、ちょうどスランプから抜けだした直後です。それだけでもうれしかったでしょうし、勝者を惜しみなく讃えたジャンボの姿に感動もひとしおだったのだと思います。

やはりどんなスポーツであれ、スポーツマンシップというものは潔く、見ていて気持ち良いものです。日本の武道でも対戦の前と後に礼をしますが、ああいった精神は大事だと思います。

スポーツは峻厳な勝ち負けの世界だけに、それだけで終わってしまっては醜くなると思うのです。互いに健闘をたたえ、礼儀を尽くすのがスポーツの真の姿ではないでしょうか。

カナダカップでの中村寅吉の優勝は日本を驚かせたと聞いています。もう故人になられましたが、まさに殿堂入りにふさわしい功績をお持ちだと思います。

スポンサーリンク


サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)