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中部銀次郎がいい加減なゴルフプレーをしない理由

中部銀次郎がいい加減なゴルフプレーをしない理由


(「銀のゴルフ」から引用)
(中略)中部はいわゆる接待ゴルフにおいても、決してゆるんだプレーは見せなかった。

恐いのです! 「エ…、恐いって中部さん、何が?」

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今日は遊びのゴルフ、今日は競技のゴルフ、そんなふうに区別できるほど私に実力はありません。

だからいつ何どきでも一生懸命真摯に取り組んでいないと、いいかげんなショットをしたツケが心と体に残ってしまうんです。

それが後のラウンドで亡霊のようによみがえる。とりわけ肝心かなめの時に同じようなミスが顔を出す!

(中略)どんなラウンドでも決してゆるんだプレーはするまいと私は心に決めています。

いい加減なプレーを自分に許すと、それが資質になってしまいますよ。しかし腐らずゆるまず諦めず真摯に取り組んでいれば、やがてその積み重ねでいつの日かいい結果に必ずつながります。

(その後、反発を覚えながらもアドバイスを受けたゴルファーは熱心にゴルフに取り組み)「中部さん、かつて私は自分自身への言い訳として”遊びなんだから”と言い続けていたんですね」

(中略)「でも本心では上達したいと思っていたんです!だけどあの日以来私、どんなラウンドでもいいかげんに回ることをやめました」(彼は自己ベストを出すことができた)(引用終わり)

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悪い癖をつけない

今回もまた、ゴルフだけでなく人生に通じる中部銀次郎さんの名言でした。ことわざでも、「獅子は兎を狩るにも全力を尽くす」というものがありますね。

もちろん獅子が中部さんで、うさぎが私です(笑)。

そして、中部さんがたとえ接待ゴルフであっても全力をつくすのには、合理的な理由があります。つまり、ゆるんだプレーをすることで、悪い癖を残してしまうからなのです。

緩んだプレーとは、例えばお遊びだからとスイングをいつもより大きくしてみたり、いつもなら3オンを狙うべきホールで2オンに挑んでみたりというようなことです。
参考:攻撃ゴルフはリカバリー能力あってこそ

確かに遊びのプレーでならこうしたこともしてみたくなるのが人情です。

パー3でベタピンを狙っていく、ということもあるでしょう。プロなら狙えるところではベタピンを狙っていくことも少なくないと思います。

ゆるんだプレーをしない

しかし、多くのアマチュアゴルファーにとってはやはり、中部さんの仰るように、グリーンセンターを狙っていくのが王道だと思います。

さて、こうしたゆるんだプレーをするとどうなるでしょうか。まず、スイングをいつもと変えてしまえば、そうしたスイングが癖になる可能性は大いにあります。

そして、スイングというものはとても微妙なものですから、悪い癖がついてしまえば、なかなか解消できません。

飛距離はそんなにいらない

無理に2オンを狙ったり、ドラコンで勝つことにこだわるのもおすすめしません。飛距離にとらわれるあまり、ショットの正確性をおろそかにしてしまうようになってしまうからです。

ゴルフショットの正確さを追求しましょう

私も中部銀次郎さんと同じく、飛距離よりも正確性を追求すべきだという考えです。

確かにゴルフは飛ばせるほうが有利です。しかし、少なくともアマチュアゴルファーは、ほどほどの飛距離さえ出せれば、よいスコアを出すことが可能です。

例えば、550ヤードのパー5で考えてみましょう。ここで3オンするためにはどれだけ飛ばせばよいでしょうか。

ドライバーで200ヤード、ティーグラウンドの高さも加味して220ヤード飛ばせるとします。すると残りは330ヤードですから、2打目をスプーン(3番ウッド)で180ヤード飛ばせば、3打目は150ヤードです。

これなら、5番アイアンなどで打つことができます。

スコアアップにそんなに飛距離は不要

このように、長いパー5で3オン(1パットでバーディー、2パットでパーが取れます)するために、そんなに飛距離はいらないのです。

おまけにパー5で550ヤードという距離は、レギュラーティーやバックティーから打つアマチュアゴルファーにとっては一番長いくらいのものです。

つまり、実際にはパー5で3オンを狙うときでも、ドライバーで180ヤードとかもっと飛距離が出なくても十分なのです。

同じくパー4で距離が320ヤードのホールでも考えてみましょう。ドライバーの飛距離が170ヤードだとします。

ティーインググラウンドの高さも考慮して、ティーショットが180ヤード飛んだとします。残りは140ヤードですから、4番アイアンくらいで乗せることができるでしょう。

このように、ゴルフでバーディーを狙うのでも、そんなに飛距離を出す必要はないのです。

もちろんショットの正確性を保ちつつ、飛距離を伸ばすことは上達するために素晴らしいことです。しかし、ドラコンで勝つことに執着してしまうと、正確性がスコアメイクに一番大切だということを忘れてしまうかもしれません。

真剣なプレーが大切

中部銀次郎さんはおそらく、常に競技ゴルフと同じ気持で、同じ攻め方をしていたに違いありません。その心構えであれば、ショットも無理をしない、いつものやり方になるでしょう。コース戦略もグリーン真ん中を狙うような確実なやり方になります。

これなら「ゆるんだゴルフ」をしてしまうことで、ショットや技術、戦略などを崩してしまうおそれがありません。さすが中部さんだと思います。

とはいえ、例えば接待ゴルフをしなければならない場合には、接待する方としては得意先や取引先に大差をつけて勝つ、ということはできないでしょう。

そのため、接待ゴルフの時には中部さんのように全力を出すということは実際には難しいです。

そんなときには仕方ありませんから、下手なふりをする必要があります。それでは実につまらないラウンドになってしまいますが、仕事の一環である以上はやむを得ないと思います。

下手なふりをするためには、アドレス時にわざとターゲットを少しずらしてスタンスするという方法があります。例えばフェアウェイでなくラフに向けて立つのです。あまりずらし過ぎると、取引先の方などがわざとやっていることに気づくかもしれませんので、あくまでも少しです。

あるいは、グリップを固く握るという方法もあります。これだとスライスするからです。

というわけで、接待ゴルフの場合にはなかなか中部さんのようにはできないですが、それ以外のラウンドではいつも真剣にプレーすればよいのではないでしょうか。

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