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2011年全英オープンの開幕前情報2 外国選手

2011年全英オープンの開幕前情報2 外国選手


(日本経済新聞11/7/10から引用)(全米オープンで)歴史に残る圧勝劇を演じたロリー・マキロイには、2000年の同大会から翌年のマスターズまでメジャー4連勝を遂げたウッズの「タイガー・スラム」への挑戦が期待されている。
(中略)1年前、聖地セントアンドルーズ・オールドコースでは苦い経験をした。初日に9アンダーで飛び出しながら2日目に80と大たたき、3,4日目は60台で回っただけに、悔いの残るラウンドだった。

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(中略)地元北アイルランドでジュニア時代からずっと同じマイケル・バーノン・コーチに師事。ドライバーショットは正確で飛距離が出るし、アイアンは切れ味鋭い。実に歯切れのいいプレーをする。
先達のジャック・ニクラウス、グレグ・ノーマンらの意見に耳を傾け、ゴルフの極意を吸収。
(中略)元欧州ツアー賞金王の「無冠の帝王」リー・ウェストウッド(38、英国)はメジャータイトル獲得を渇望している。
なにしろ出場した最近のメジャー10大会では、2位が2回、3位は3回、トップ3入りの確率は5割と安定感抜群なのに、優勝になかなか手が届かない。
(中略)日本ツアーでも顔なじみだ。
(中略)世界ランク1位で地元イングランド出身のルーク・ドナルド(33)は全米オープンでは見せ場なく46位に終わった。(中略)英国勢が勝てば99年のポール・ローリー以来となる。
前回、7打差でメジャー初制覇を飾ったルイ・ウェストヘーゼン(28,南アフリカ)、マスターズ覇者のシャール・シュワーツェル(26、同)はともに全米オープンで9位だった。
昨年の全米プロ覇者マルティン・カイマー(26、ドイツ)はマスターズで4年連続予選落ち、全米オープンも39位と精彩を欠いた。
(中略、羽川豊プロの目)今季の石川選手のプレーを見ていると、4年目にしてゴルフの怖さを味わっているように思う。(池ポチャが何度も出ているが)優勝を意識したときにミスが出るのは「怖さ」を覚えたから。
(中略)今は我慢の時期だ。彼は努力家だし研究熱心だ。プレッシャーがかかる状況で、クラブを振り切って真っ直ぐ打つにはどうすればいいかを考えるといい。
なぜこんな結果を招いたのかを冷静に判断できるようになったら、スイング中に突然顔を出す「怖さ」は消えるだろう。
全米オープンでは、優勝を狙う選手は誰も逃げずに、どこからでもピンを狙って攻めていた。
(中略)優勝争いはマキロイ、ウェストウッドの英国勢、ウェストヘーゼン、シュワーツェル(ともに南アフリカ)あたりが中心か。
スイングに無駄がなくてボールコントロールができ、ショットが曲がらない選手が生き残れる。彼らはスイング軸がしっかりして体の上下運動が少ない。
南アの2人はサイドスピン量が少ないため、風の影響を受けにくい。
マキロイはマスターズの逆転負けから立ち直り、全米オープンで栄冠を手にした。学習能力が高いことを実証し、勢いもある。プレースタイルはシンプルで、ドライバーでもパットでも構えたらさっと打つ。
グリーン周りのアプローチはタイガーのほうがずっとうまいが、爆発力などはフィル・ミケルソンに通じる。
今回のコースは海に近く、風が大敵だ。(中略、81年に)初日にニクラウスが83をたたいたのを見て驚いたのを覚えている。帝王でもこんなスコアがあるのかと。
リンクスは風に影響されず、ねじれないボールを打てる選手が強い。藤田選手、河井選手は曲げるタイプじゃないし、平塚選手は悪条件に強く、どんな状況にも耐えられる。(以下略)
ロイヤルセントジョージズ:ロンドン南東部でドーバー海峡に臨むリンクスコース。(中略)距離は前回(7106ヤード、パー71)より105ヤード延長されて7211ヤードとなり、パー70で行われる。
巨大なマウンドが点在し、フェアウェーのうねりがきつい。前回はフェアウェーに放ったショットがラフまで転がるケースが目立ち、ウッズが初日にいきなりロストボールした1番のほか、17、18番ホールでフェアウェーの幅を広げた。

引き続き全英オープン2011の開幕前情報です。

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まず、開幕前時点での世界ランキングを見ますと、1位がルーク・ドナルド、2位がウェストウッド、3位がカイマー、4位がマキロイ、5位がストリッカー、6位がフィル・ミケルソン、7位がジェイソン・デー、8位がクーチャー、9位がマクダウェル、10位がワトニーとなっています。

ご覧のように、かつて世界ランキング1位に長年君臨していた王者、タイガー・ウッズはいません。最近のニュースでは石川遼より下にいるそうです。

ウッズの圧倒的強さを知っている私としては、寂しい感じがします。どんなスポーツでもそうですが、ダントツの実力を誇るスーパースターがいるほうが、そのスポーツは人気がでる傾向があります。

例えばF1のアイルトン・セナ、バスケットボールのマイケル・ジョーダン、野球の長嶋茂雄や王貞治、短距離走のカール・ルイスといったところです。

その理由としては、その競技をあまり知らない人にもわかりやすいということがあるでしょう。そしてスターが華麗なプレーを見せてくれるので、その競技が人気がでるのです。

そういった意味でタイガー・ウッズは間違いなくゴルフ人気を高めた人物です。

そのウッズが私生活でも、ゴルフでも輝きを失ってしまったのは非常に残念です。ただ、ウッズも新コーチのもとで練習に励んでいるので、復活を遂げるのではないかと期待しています。

さて、文字通り海外メジャー大会は群雄割拠の時代になりました。マキロイやカイマーなどの若手が次々に登場して、大会ごとに違う選手が優勝しています。

王者であったタイガーがいなくなり、次のスーパースターが生まれるまでゴルフの人気はあまり上がらないかもしれませんが、多くの選手にとって一気にのし上がるチャンスが増えたともいえます。

ロリー・マキロイ

まずはマキロイです。私は青木功さんがテレビ中継で「マッキャロイ」と発音されるのが耳に残って離れません(笑)。

マキロイは今年の全米オープンで優勝しましたが、文字通り圧勝で大会に緊張感がなくなりそうだったほどです。差が付きすぎて逆転はまずなさそうでしたから。

おまけにまだ22歳。石川遼も彼にはよい刺激を受けているようです。

マキロイにはタイガー・スラムへの挑戦が期待されているんですね。1年内に4大会を制覇するのはグランド・スラムといわれていますが、

wikipediaによると、球聖ボビー・ジョーンズが達成しましたが、それ以降に達成した選手はいないそうです。

タイガーの場合は、年をまたがって4連続優勝ですから「タイガー・スラム」なわけです。これでもすごいですが。

私はタイガーがグランドスラムも、そしてメジャー最多優勝も間違い無く成し遂げるだろうと思っていましたが…。

マキロイのあの強さを見ると、タイガー・スラムも行けそうな感じです。ただ、ゴルフは続けて勝つのが非常に難しいですからね。

記事にあるようにマキロイは10年の全英で優勝しそうな勢いでしたが2日目の失速が痛かったです。でも、3日目からまた復調したので、この選手はただ者ではないと思いました。

そして11年のマスターズで首位に来たので、いよいよ優勝かとおもいきや、最終日に大崩れしました。本人もかなり悔しかったようです。

そして、この若さで教訓を生かして全米での勝利ですから、やはり大器だと思います。

ボビー・ジョーンズの名言に、「私は勝った試合からはほとんど何も学ばなかったが、負けた試合から多くを学んだ」というものがあります。私も座右の銘にしています。

マキロイはこれを実践しましたね。タイガーも最近の失敗から学んで欲しいものです。

マキロイのショットは私もちょっとテレビで見ましたが、持ち玉はドローでした。300ヤード以上飛び、あまり曲がりません。

アイアンショットも安定していました。あれなら勝てるわけです。

ウェストウッドなど

他の選手はどうでしょうか。ウェストウッドはいつもメジャーの上位に来るので、てっきりタイトルを持っているのかと思いました。成績をみると本当に安定感抜群ですね。

昔日本で活躍していただけに応援したくなります。メジャーでなかなか勝てないというと、私の好きなグレグ・ノーマンを思い出します

ノーマンも何度もメジャー制覇を目前にしながら、最終日に崩れて惜しくも勝利を逃したことが何度もあります。結局、確か全英の2回しか優勝がなかったのではないでしょうか。

ウェストウッドにはぜひ頑張って欲しいです。

次はルーク・ドナルドです。いつの間にか世界ランキング1位です。一流選手でもメジャーではダメな時はダメですから、やはり「天の時、地の利、人の和」を備えなければ勝てないということでしょうか。

まあ、ゴルフは個人競技なので人の和は関係ないかもしれませんが。

ウェストヘーゼンの優勝も印象的でしたね。ほとんど無名な選手でしたが、2位に大差をつけてのみごとな勝ち方でした。

カイマーも勢いに乗るかと思いましたが、そのあと不調なようですね。マスターズで連続予選落ちとは、よほどコースが合わないのでしょうか。

羽川豊氏の解説

羽川豊さんの解説です。まず石川遼について、以前に羽川さんはスイング軌道がインサイドアウトになりすぎていると指摘していました。実際、石川はしばらくスイングが不調でした。

飛距離アップのためのスイング改造だったのでしょうか。スイング改造はプロにとって一大決心です。

昔、中嶋常幸もスイング改造をしてずっと予選落ちしていた記憶があります。改造に着手すると、失敗すれば選手生命が終わるのではないかと思うプロも多いようですね。

プロはほんとうに大変です。

しかし石川は今の地位に安住せず、さらに上を目指して改造に取り組むのは素晴らしいと思います。ただ、新しいスイングが自分に合っているかはまた別問題ですね。

池ポチャが出るのは怖さを知ったからだ、という指摘はその通りだと思います。ゴルフはメンタル面が重要なので、失敗をした記憶がスイングを狂わせてしまうからです。

それに対しての羽川さんのアドバイスは、クラブを振り切って真っ直ぐ打つことを考えろというものです。シンプルにいけということでしょうか。

アマがピンを狙うのは難しすぎる

全米では上位選手たちはピンを狙っていたという点について。確かに世界的な選手がしのぎを削るメジャーでは、こうしないと勝てないと思います。

もちろん、風や雨などのコンディションにもよるとは思います。ところで、アマチュアゴルファーがピンをデッドに狙っていくのは難しすぎると思います。

プロは勝つために、グリーンの傾斜まで計算に入れてどこにショットを打つか計算するでしょう。

しかし多くのアマチュアゴルファーにとっては、それは不要だと思います。それよりも、中部銀次郎さんのようにグリーン真ん中を狙って打っていく方が確実です。

なぜなら、真ん中を狙えば前後左右どこにショットがぶれても、グリーンに乗りやすいからです。

グリーンに乗せてしまえば、あとはパットだけです。しかし、狙いすぎてグリーンに乗せられなかったら、バンカーに捕まってしまったり、そうでなくてももう一打打たないといけません。

というわけで、プロのまねをするのは難しいというお話でした。

曲がらない選手に有利

次に、優勝候補について。特に強風の吹く全英オープンでは、ショットの正確さが求められるはずです。

マキロイは確かに、くせのないスイングで上下動は少なかったです。昔のタイガーは上下動がけっこうありましたね。

ウェストヘーゼンとシュワーツェルはサイドスピン量が少ないんですか。つまり曲がりにくいというわけですね。これは強風下には有利です。

逆に大きく曲がる選手といえば、私の知るところではスペインのセルヒオ・ガルシアです。彼はスライスが持ち球です。

マキロイがクラブを構えたらさっと打つというのはいいですね。たいてい好調な選手はさっと打ちますし、調子が悪いと打つまで時間がかかります。

ジャック・ニクラウスでも大たたきしたと聞いて私は安心しました(笑)。

リンクスは風に影響されない、ねじれないボールを打つ選手が強いとあります。ねじれないということは、ストレートに近いショットということでしょう。ちなみに正確不動法もストレートボールが原則です。

日本勢には期待します。

最後に舞台となるコースについて。ロイヤルセントジョージズは長くなった上にパー70になったんですね。これはだいぶ難易度が高くなりそうです。

距離を伸ばしたのは、やはりクラブやボールの進化、そしてプレイヤー自身の進化に対応するためでしょう。

最近は科学的トレーニングが発達して、選手の飛距離も伸びているからです。

その上にフェアウェーのうねりがきついので、正確性が求められそうです。なるべく平坦な場所にボールを置くわけです。

一方でフェアウェーを広くするなどの対策も取られています。ウッズも1番でフェアウェーに打ったのにロストボールではかわいそうです。

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