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2010年日本ツアーの賞金王争い1 男子(石川遼、キムキョンテなど)

2010年日本ツアーの賞金王争い1 男子(石川遼、キムキョンテなど)


(日本経済新聞10/11/16から引用)今季の国内ゴルフツアーも大詰め、残り試合は男子が3,女子は2となった。注目の賞金王、女王レースではキム・キョンテ、アン・ソンジュといずれも韓国勢がトップを快走している。
昨季、最終戦まではしのぎを削った石川遼、池田勇太らが逆転賞金王へ虎視たんたん。横峯さくらは、再び波乱のドラマのヒロインを演じられるのか。

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(中略)日本オープンでは最終日に(石川と金が)同組で回り、2オーバーと崩れた石川に対し、金は7アンダーで逆転優勝を遂げている。
(中略)「キョンテにはグリーン周りの技術で劣っている」と小技の差を痛感。父の勝美さんも「今年はアプローチが良くない。バリエーションが増え、迷いが出ている」と見ていた。
(中略)シーズン途中でスイング改造に踏み切ったのも、向上心の表れ。今月1日、テレビの企画でタイガー・ウッズとプレー。安定したショットを打つための大きなヒントをつかんだ。
ボールをかなり左足寄りに置き、体とクラブを同調させて体の回転で打つのだという。
「良くなる確信がある。しばらく球がばらつくことがあってもしかたがない。とにかく、やると決めたことを貫く。」。
新スイングに取り組むことにより、賞金王争いの中で無意識のうちに結果を求めすぎるのを抑え、心のバランスを保てるそうで「一石二鳥」を口にする。(中略)
本格参戦3年目のキム・キョンテ(24)が日本勢に立ちはだかる壁となっている。(中略)韓国選手初、1987年のデビッド・イシイ(米国)以来となる外国人賞金王へ歩を進めている。
2006年に日本アマを2連覇、アジア大会で2冠を獲得。07年に韓国賞金王、そして日本ツアーの頂点へと、ゴルフのうまさにますます磨きがかかっている。
平均飛距離は280ヤード足らずだが、フェアウェーキープ率2位(62.70%)、パーオン率1位(71.75%)とショットの安定感は抜群。平均ストロークは1位(69.34)だ。
(中略)石川について「期待を背負って結果を出している。謙虚だし、人間として立派」と話し、率直にライバルをたたえる。日本語も上達、飾らない人柄でツアーにしっかりと溶け込んでいる。
昨年の今ごろ、池田勇太(24)は満身創痍だった。10月上旬に右手甲を痛め、かばってスイングしているうちに腰まで痛める始末。
(中略)今季は国内外の試合に福田努トレーナーが同行し、体のケアに努めている。
(中略)賞金ランクは金に6125万円差の4位。遅れをとっているのは成績にムラがあるからだ。
(中略)(藤田寛之は)168センチ、70キロ。小さな体に反骨心の詰まった「努力の人」だ。自分に厳しく、妥協を許さない。自嘲の言葉が口をつくのは完全主義のため。より安定したショットを打てるよう、暗中模索している。
(中略)パーキープ率2位(87.69%)と粘り強さが身上だ。(中略)熟練の小技を武器に、最終戦まで不惑パワーで若手に立ち向かう。

10年国内ツアーの賞金王争いについての記事です。まずは男子から。

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引用記事には歴代賞金王が載っています。片山晋呉の名前が目立ちますね。これだけ勝てば、一時期燃え尽きてしまったのも仕方ないと思います。

ただ、まだ海外メジャー制覇という目標もありますし、がんばってもらいたいです。

伊沢利光プロも強かったですね。最近はあまり活躍していないので寂しいです。

谷口徹も病気や交通事故などの苦難を乗り越えて活躍しています。

こうしてみると、こういった選手が賞金王を取ったり取り返したりしているところに現れたのが09年賞金王の石川遼だったんですね。

石川のような若手、あるいはキムキョンテのような海外選手が台頭してくると、他の選手にも良い刺激になるはずです。

石川遼

その石川ですが、日本オープン最終日は象徴的でした。しかし敗北を糧にするのが彼の偉いところです。小技の差が原因だと分析しました。

父の勝美さんがおっしゃるように、海外メジャーでの経験もあってアプローチの幅を広げたようです。ただ、技が増えればどれを使うか迷いも生じてしまいます。

やはり世界を舞台に戦うと、特に高く上げてぴたっと止めるアプローチなどの必要性を感じるようですね。

その反面で迷いを感じてしまっている石川ですが、それぞれの技に磨きをかければ強力な武器になるはずなので、仕方ないと思います。

スイング改造

石川は以前からタイガー・ウッズを尊敬しています。ウッズと対決するテレビ番組、私は観ることができませんでしたが、これがスイング改造のきっかけになったそうです。

ボールを左足寄りに置くというのですから、ドライバーに限らずアイアンなどでもこうするということでしょう。

全番手でボールを左足かかと線上に置くというのは、ジャック・ニクラウスやグレッグ・ノーマンも採用している方法です。私もこれです。

最近は番手ごとにボールの位置を変える方法が主流ですが、シンプルでわかりやすいという点では左足かかと線上に固定するほうが優れています。

なぜウッズがこうした方法にしたのかはわかりませんが、感覚としては左足寄りにボールがある方が、遠心力の増したところで打てるような気はします。

体とクラブを同調させ、体の回転で打つという点は詳しくはわかりませんが、ボディターンをフルに活かすという考えであることは間違いないでしょう。

体とクラブを同調するということは、スイングプレーンを重視するのだと思います。

確かに、試合で結果を出すことばかり考えているよりは、スイング改造に熱中したほうが精神衛生上もよさそうです。

スイングを変えることはプレースタイルを崩すこともあり、リスクもある決断ですが、まだまだ若いのですから石川選手には新しいことに挑戦してもらいたいです。

キム・キョンテ

キム選手は参戦3年目ですか。最近は男子も女子も韓国勢が強いですね。そういえばデビッド・イシイ(懐かしい)以来、外国人選手の賞金王はないんですね。

キムの持ち味は正確なショットと崩れない安定したゴルフです。飛距離は出ませんが、フェアウェーキープ率が高いですね。結局はこういう堅実なプレースタイルのほうが、安定した活躍につながるのかもしれません。

パーオン率が1位ということは、バーディーチャンスを一番つくれているということです。確実にフェアウェイを捉え、そこからしっかりとグリーンに乗せてくるのですね。

こういうゴルフは難コースほど強いです。

ライバルの石川を素直にほめるところもさすがです。負けん気をむき出しにするのもスポーツ選手らしいですが、彼のように淡々としているのも、メンタル面が重要なゴルファーには大切な要素だと思います。

池田勇太

09年の池田選手は大変でしたね。夜も眠れないほどの手首の痛み、そしてそこから腰痛も出てしまったんですね。

池田の場合はわかりませんが、手首が不調だと、上半身の捻転を深くして飛距離が落ちるのを防ぐことが考えられます。

それだと腰への負担は増しますね。

いずれにせよ、体の故障を我慢してゴルフを続けるというは非常につらいですし、他の部位にも問題がでかねません。もちろん、プロ選手の場合にはそうは言っていられないこともあるとは思いますが…。

でも、池田勇太は体調がよくなったそうでよかったです。専門のトレーナーがついていれば心強いと思います。

成績にムラがある理由はなんでしょうか。彼はショットは正確ですが、ショットの調子がいまいちなのかもしれません。

ちょっと荒っぽい、まさに彼の尊敬するジャンボ尾崎をほうふつとさせる池田の言行は、石川遼とはまた違った味があります。池田の緻密なゴルフをもっとみたいです。

藤田寛之

藤田寛之も頑張っています。小柄な体ながら筋トレにも励んでいます。ゴルフがもし体格に恵まれた人だけがパワーで勝てるスポーツであれば、面白さは半減するでしょう。

「柔よく剛を制す」で、技やコース戦略を生かして勝てるところがゴルフの良さです。

パーキープ率2位ということは、ボギーやダブルボギーになる確率が低いということです。まさにしぶといゴルフです。

こういうゴルフができる藤田選手なら、海外メジャー大会でももっとかつやくできると思っています。

ただ、どの選手もそうでしょうが、常に自らを高める努力を続けるというのは大変なことです。藤田も気が萎えそうになることもあるそうです。

それでもファンの声援に答えて努力を続ける藤田選手は偉い!

日本選手の奮起も期待

賞金王レースでは、キムキョンテ選手が一番上にいます。韓国選手の強さには、ハングリー精神のようなものを感じます。

韓国選手はアメリカ女子ツアーでも前から頑張っていますね。最近は台湾や中国の選手も台頭しています。

日本選手のさらなる活躍も見てみたいです。
続き:2010年日本ツアーの賞金王争い2 女子

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