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2010年日本ツアーの賞金王争い2 女子(横峯さくら、アン・ソンジュなど)

2010年日本ツアーの賞金王争い2 女子(横峯さくら、アン・ソンジュなど)


(日本経済新聞10/11/16から引用)(横峯さくらは)シーズン開幕前は「女王を狙うつもりはない。海外で成績を残したい」と今季の抱負を語っていた。
目標通りメジャーは4戦すべて予選を通過、全米女子オープンでは日本勢最高の10位に食い込んだ。

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(中略)国内ではこれまで26戦して、18試合でトップ10入り。4年前にキッチンカーを導入、玄米食で体調管理に努めているから、好不調の波が小さいのだろう。
平均ストロークはアン・ソンジュとともに70台で2位(70.74)。パーオン率(72.50%)やパーセーブ率(87.10%)は1位だ。
(中略)史上初の韓国人女王へ、アン・ソンジュ(23)が突き進む。(中略)下半身が安定し、パワフルなショットは飛んで曲がらない。
女子プロでは珍しく、3番アイアンまで使いこなす。開幕戦で不動裕理が「飛距離、アイアンの切れがすごい」と驚いていたが、元女王の見立て通りの活躍だ。
(中略)実力を示す平均ストローク(70.54)は1位。日本のファンにアピールするため、先月から髪を勝負カラーの赤色に染めた。
(中略)今季の開幕前から予想された女子の韓国旋風が、猛威を振るっている。前週の伊藤園女子までの32試合のうち、4勝のアン・ソンジュ、3勝の全美貞(ジョン・ビジョン)ら7人で計13勝をマークしている。
(中略)母国からは、米国より距離的にはるかに近く、行き来しやすい。ツアー転戦も国土の広い米ツアーに比べ日本はずっと楽で、しかも便利な宅配便制度がある。
試合数は米ツアーの24試合に対し日本は34試合。手っ取り早く稼ぐには、もってこいの場所だ。隣国で文化になじみもある。
02年日本女子オープンなど日本ツアー8勝の高又順は「日本ツアーの良さを聞いて、どんどん参戦者が増える。日本は賞金も高いし、円高メリットもある」と話す。
(厳しいシード権争いについて)左ひじ手術で公傷が適用された06年賞金女王の大山志保(33)はランク61位と窮地に立たされている。
(中略)(男子は)日本勢では身長158センチの上平栄道(32)が60位で初シードが確実。「脱サラ」のプロ13年目、岡茂洋雄(41)は66位、谷昭範(36)が67位と初シード獲得の絶好のチャンスだ。
一方、ツアー8勝の実力者で選手会長の深堀圭一郎(42)が76位、ともに屈指の飛ばし屋として鳴らす津曲泰弦(24)、額賀辰徳(26)は89位、93位とシード陥落のピンチを迎えている。

女子ゴルフの賞金王争いについての記事です。09年賞金女王の横峯さくらは、当時諸見里しのぶに差を付けられながらも終盤で勝利を重ねて逆転しました。

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今年は賞金女王より海外メジャーに照準をあわせているようですね。賞金女王は達成しているわけですから、より高みを目指すのはよいと思います。

海外メジャーを重視するということは、メジャーに近い日程の国内の試合は休んだりするということでしょうか。国内ツアーとしては寂しいことでもありますが。

私は、海外メジャーについては男子よりも女子のほうが勝ちやすそうな感じを受けます。実際、女子のほうが上位にいくことが多いです。

アメリカで戦っている宮里藍や宮里美香も、いつ海外メジャーで優勝してもおかしくないと思います。そのため、実力者である横峯さくらもメジャー優勝は射程圏内でしょう。

おまけに横峯選手は飛ばし屋ですから、パワーのある外国人選手にも負けないはずです。

安定した成績

横峯が18試合中10試合でトップ10に入っているというのは驚きますね。ゴルフは好不調の波が一流選手でもけっこう大きいので、安定して成績を出すのは難しいはずです。

キッチンカーはテレビでも紹介されていました。その頃はキャンピングカーの中で寝泊まりしていましたが、今はどうなんでしょうか。

外食に頼らず、自分にあったメニューを食べられるので、成績にも良さそうです。玄米は精白した白米よりも栄養が豊富だそうですね。

パーオン率とパーセーブ率が高いということは、バーディーチャンスが多く、ボギーなどをあまり打たないということです。すなわち、ドライバーもアイアンも調子がよく、ミスも少ないということですね。

この調子で頑張って欲しいです。

アン・ソンジュ

一方で、気を吐いているのが韓国勢。記事にあるようにアメリカLPGAツアーでも韓国勢が活躍しています。

アン選手は軸がぶれないスイングだそうですね。やはりゴルフは下半身のねじりによってエネルギーを生み出すので、腰のあたりがしっかりしている選手は飛ばしますね。

具体的には腸腰筋とか、内転筋などが重要だそうです。

3番アイアンも使うんですね。確かに女子ゴルフではあまりロングアイアンは使われず、ウッドが多いような気がします。

アイアンが切れるということは、飛距離も出る上に止めたいところでバックスピンが効いて止まるのでしょう。強いわけです。

髪を染めてファッションでアピールするところは、やはり女性選手ですね。

日本ツアーに参戦する理由

その他の韓国勢も強いですね。32試合中13勝とは。スポーツに国境はありませんので、強い選手が勝つのは当然ですが、日本選手にももっと頑張ってほしいですね。

確かに日本はアメリカよりもずっと近いので、交通費も節約できます。広いアメリカで転戦するのも経済的にも、体力的にも大変です。

宅配便も重要な要素なんですね。ゴルフクラブも簡単に送れるので、外国人選手も重宝するのでしょう。

試合数も米国より日本のほうが多いとは知りませんでした。米国は男子も女子も、リーマンショックのときにスポンサーが降りてしまい、試合数が減ったとは聞いていましたが。

円高も関係あるとはちょっと驚きです。高い円を稼いで韓国に帰れば、実質的に賞金が増えますからね。

米ツアーもアジア勢が台頭して、アメリカの選手は自分たちも頑張らないといけないと思っているそうです。日本も同じで、手強い外国選手に刺激を受けつつ、レベルアップできればよいですね。

シード権を巡る悲喜こもごも

最後にシード権の話題です。シード権を失ってしまうと、大会に出るのに予選会を勝ち抜いたりしないといけません。

これは体力的にも大変ですし、予選の段階で集中力もある程度使ってしまうでしょう。

こうしてみると、プロの世界は正真正銘の実力社会で大変ですね。まずジュニアのときに試合に出て、学校でもゴルフ部に入る人も多いでしょう。それだけでも遠征費などのお金もかかります。

そしてプロテストを受けてツアープロになっても、トーナメントで優勝したり上位に入るのは至難の業です。ある程度の成績を出していればシード権はもらえますが、調子を崩したり故障したりすればそれもなくなってしまうのです。

以前、新聞に男子ツアーの賞金ランキングが下位の方まで掲載されていましたが、決して高収入とはいえませんでした。

プロの世界は一見華やかですが、スターになれるのはほんの一握りの選手だけです。おまけにゴルフは練習にもけっこうお金がかかりますから、なかなか実績を挙げられない選手が引退を考えるのも当然だと思います。

大山志保など

まず驚いたのが大山志保選手についてです。ついこの間まで賞金女王だったのに、シード権を失うかもしれないんですね。左ひじを故障してしまったそうです。

プロのスポーツ選手でどこも痛くない人はいないという話を聞いたことがあります。それが本当かはわかりませんが、プロゴルファーでもどこかに故障のある人がほとんどだと思います。

かといって治療のために休んでばかりいるわけにもいきませんし、体に負担の少ないスイングに変えれば成績を大きく落としてしまうリスクもあります。

ただ、大山選手は6位という成績も出せたのですから、今後に期待します。

男子

男子では、上平選手が身長158センチなんですね。ゴルフは一般的に背が高い方が有利です。遠心力が増すからです。フィル・ミケルソンは189センチくらいありますし、タイガー・ウッズも181センチくらいだと思います。

ただ、体格に恵まれた選手だけが勝てるのだったら面白くありません。上平選手にはぜひがんばってほしいです。

脱サラのプロもいるんですね。仕事をしながら腕を磨き、プロテストを受けたのでしょうか。熱意に脱帽します。

腕に自信があれば、やはりプロで実力を試したくなるのは当然です。

もうひとつ驚いたのが、深堀健一郎です。甘いマスクで人気です。確か女優の黒木瞳さんのコーチもされていると聞いたことがあります。

その深堀プロが76位ですか。あらためて競争社会の厳しさを感じました。額賀選手は飛ばし屋として私もお名前は知っていました。

ゴルフで飛ばし屋になるには、体格や筋力といった、努力だけではどうにもできない要素も必要だと思います。それに恵まれても、なかなか勝てないとは。

シード権に関する記事を読んで、いろいろと考えさせられました。

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