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11年日本オープンの開幕前情報1 石川遼、池田勇太など

11年日本オープンの開幕前情報1 石川遼、池田勇太など


(日本経済新聞11/10/12から引用)(石川遼は)憧れのマスターズや全米オープンなど国内外でメジャー経験を重ねることにより、コース設定が難しい試合にもやりがいを感じるようになった。
「ティーショットやアイアンの精度、技術の差が明確に表れる。フェアウエーが狭くてグリーンが硬いのは前は苦手だったけど、今はチャンスがあるのでは、と思える」

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(中略)「ミドル、ロングアイアンの精度は上がり、自信を持てるようになった」
(中略)最近は不安定なドライバーショットに苦しんでいる。ANAオープンからパナソニックオープン、コカ・コーラ東海Cと3試合連速でフェアウエーキープ率は20%台。
左に曲げるフックボールに、右へのプッシュアウトと迷走している。
トレーニングの成果で「太ももは太く、体がごつく、筋肉量が増え大人の体になった」と仲田健トレーナー。
石川は、速くなったヘッドスピードに体の回転がついていかず、インパクトのタイミングがずれることを原因に挙げる。
素振りのようなスイングが理想だが「それには程遠い」そうで「ボールがあると当てに行ってしまう。(体の)詰まり感がある」。まだまだ練習か足りないという。
(中略。池田勇太は)昨年に比べショットが不安定で、クラブ調整に試行錯誤を繰り返している。
平均飛距離は昨季の287.65ヤード(22位)から280.56ヤードに落ち、パーオン率も66.30%(11位)から64.50%(25位)に下がっている。パットも1位から7位とランクダウン。
データからも苦しい現状が垣間見える。
前週には両肩の違和感も口にし「(今は)体の動きと球がパラッパラ」。
(中略)全英オープン(38位)、全米プロ(45位)と日本勢でただ一人予選を突破し気を吐いた。難コースで多彩な技術、コースマネジメントが生きてくる。
(中略。藤田寛之は)スイングでクラブフェースが寝て開く悪癖と格闘を続けてきた。だが狙いと違った方向にボールが曲がる「逆球」は解消。
平均ストロークは5位(70.12)。パーキープ率は4位(86.20%)と匠の小技は健在だ。
(中略)日本、アジア、欧州ツアーと”3足のわらじ”をはく平塚哲二(39)が充実の秋を迎えている。(中略)全英オープン、全米プロと海外メジャーにも出場した。
(中略)「ロースコアの戦いのほうが向いている。(コース設定が)難しくなるほど、チャンスがあるかな」
左ひじの違和感はまだ消えていないものの、ティーショットに不安はないという。

2011年日本オープンの開幕前情報です。国内メジャー大会の最高峰と言えます。

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まずは石川遼から。今年は今のところ賞金ランク2位ですが、勝利数はまだ0です。それでも賞金を稼いでいるのはすごいですが、やはり勝ちたいでしょう。

石川は果敢にスイング改造に取り組んでいます。結局、タイガー・ウッズに触発されて始めた、バックスイングでフェースを開いていくという改造は止めたようです。

これはジャンボ尾崎にアドバイスをもらってのことだそうです。確かに、フェースを開いて上げていくのはスイングが複雑になってしまいそうです。

しかし、彼はまだ若いのですから、色々試すのはよいと思います。

石川選手は日本オープンは08、09年に2位に入っています。国内メジャー(日本プロ、日本ツアー選手権、日本オープン、日本シリーズ)の中ではもっとも相性がよいようです。

今年の海外メジャーでは、マスターズの20位は素晴らしい成績でした。こうしたタフな試合での経験から、彼はアイアンショットの精度を高めることなどに取り組んでいます。

多彩になったコース戦略

石川のプレースタイルは、これまではドライバーで飛ばす攻撃的なものでしたが、こうした攻め方ではドライバーを曲げてしまうと、苦しくなってしまいます。

フェアウェーが狭いコースですとなおさらです。

しかし、最近はロングアイアンでティーショットをしたりと、コース戦略に幅が出ています。その上にミドルアイアンの精度も高くなれば、フェアウェーの狭いコースでもフェアウェイキープ率が高くなります。

また、ドライバーの調子が悪くてもアイアンでカバーできるので、しぶといゴルフができるようになり、スコアも安定するはずです。

ドライバーの不調

石川はドライバーのストレートボールで350ヤード飛ばすことを目標にしています。そのドライバーの調子が悪いのでは、勝利に繋がらないのも無理はありません。

フェアウェーキープ率が20%台ではさすがに厳しいです。少なくとも50%台、できれば70-80%ほどは欲しいところです。

フェアウェーをキープできれば、良い場所、良いライから次のショットを打つことができます。スピンコントロールもしやすいはずです。

一方、ティーショットを曲げてラフなどに入れてしまうと、とても不利になってしまいます。たとえアイアンショットの調子がよくても、ライが悪いだけにスコアを上げるのは難しいです。

また、そのことはメンタル面にも影響します。「またフェアウェイから打てる」というのと、「またラフからか…。グリーンに乗せられるだろうか」というのではまったく気持ちが違います。疲労にもつながります。

最近、石川遼がゴルフクラブで地面を叩く場面が多いそうですが、ショットの不調からくるいらだちがあるのかもしれません。ただ、マナー違反はやはりいけません。

不調の内容は、フックボールとプッシュアウトが両方出るようです。ということはどちらもインサイドアウトのスイング軌道で、ドロー系のスイングです。

ただ、インパクトでフェースが閉じたり閉じなかったりと安定しないのでしょう。フェースコントロールだけが問題なので、そんなに大不調ではないかもしれません。

石川自身は、ヘッドスピードが速くなったことをその原因にしています。ヘッドスピードが速くなったのは、筋力トレーニングの効果でしょう。

もしスイングの問題がタイミングのズレだけなら、練習をすれば直るはずです。

アマチュアでもよく、「ボールを打とうとせずに素振りをするつもりで打て」と言われます。それはその通りなのですが、これを実践するのは至難の業でもあります。

特に人気選手であり、スポンサーなどからも結果を期待されている石川の場合、素振りのように無心で打つというのは難しいでしょう。

思うに、彼の筋トレはさらなる向上のためにかかせないものですから、スイングのタイミングが合ってくるまでは待つしかないと思います。

池田勇太

続いて池田勇太です。今年は3年連続最多勝と賞金王を目標に掲げていますが、どうもうまくいっていません。

平均飛距離は7ヤードも落ちてしまっていますね。プロでこれだけ落ちると、スコアに直結してしまうでしょう。

池田はパットの名手ですが、そのパットも下がってしまっています。

両肩に違和感があるそうで、これがショットにもパットにも影響してしまっているのでしょうか。以前は手首をひどく痛めていましたが、故障はほんとうに大変です。

特にパットは体のどこかが痛いだけでも、精神集中をしにくくなってしまいます。

ただ、調子は上向きのようなのでまずは一安心です。

池田選手は今年の全英オープンと全米プロで、文字通りひとり気を吐いていました。他の日本選手は予選落ちをしてしまいましたので、なんとも残念でした。

全英も全米プロ選手権も、風が強いことが多く、コースセッティングも難しいので、私はマスターズよりも飛ばしや以外でも勝てそうだと思います。つまり日本選手にチャンスがありそうです。

池田はショットの正確性やコースマネジメントが巧みなので、その真価が発揮された気がします。

肩の違和感が気になりますので、無理をして悪くしないように気をつけていただきたいです。そして復調を期待します。

藤田寛之

藤田は昨年、日本シリーズJTカップでみごとに国内メジャー初制覇を成し遂げました。しかし、ショットの調子はベストではないようです。

クラブフェースが寝るという問題は藤田が1年前にも悩んでいたものです。想像するにスイング軌道がインサイドアウトになっているのかもしれません。

さらにフェースが開いてしまうと、プッシュスライスになってしまいます。もしそうであれば、藤田はフェードヒッターなので、求めるショットとはほど遠いものになってしまうでしょう。

しかし、苦闘のおかげでだんだんとショットの調子はよくなってきたようです。ショットが良くないのにこれだけ安定して成績を出せるのはさすがとしかいいようがありません。

平塚哲二

平塚哲二は日本ツアーとアジアツアーの両方に参戦しているのは知っていましたが、なんと欧州ツアーにも出ています。移動が大変そうですね!

それ以上にすごいのが、アジアツアー首位に踊りでて、日本でも上位に多く入るところです。まったく中途半端になっていません。パナソニックオープンでも優勝しています。

まさに鉄人ですね。

左肘に違和感があるそうです。ゴルフのスイングは左サイドの主導とよく言われます。手打ちのスイングですと右手を使ってしまいますが、ボディーターンによるスイングではあえて右手の動きを封じています。

インパクトの際もまず左手がボールの衝撃を受けますから、左ひじの方が右肘よりよりもダメージを被りやすいはずです。

ただ、左ひじの違和感は癒えつつあるようです。

平塚はロースコアの戦いになる、難しいコース設定のほうが自分に向いているそうです。メジャー大会はまさにそうなので、楽しみです。
続き:11年日本オープンの開幕前情報2

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