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2012年マスターズの開幕前情報5 羽川豊氏の解説

2012年マスターズの開幕前情報5 羽川豊氏の解説


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(日本経済新聞12/4/3の羽川豊氏の記事の要旨)タイガー・ウッズは、技術的にはスイング中に頭が下がらなくなり、バックスイングからの切り返しでクラブがしなってヘッドが遅れてくる。
間ができてボールコントロールが効くようになった。ショットの精度が上がり自信が膨らんだのだろう。グリーン上でも集中し、ショートパットの不安は解消された。

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ドライバーショットが左へ5-10ヤードブレがちなのを微調整できれば、優勝の確率は高くなる。
ロリー・マキロイは若くてスイングが柔らかいからヘッドスピードを出せる。振れば飛ばせるし、コントロールもできる。
気持ちにちょっと波があるから、いかに4日間冷静にプレーできるかがポイント。
日本期待の石川遼選手は昨季から塀の上を歩いているようなゴルフが続いている。いいかと思ったら予選落ち。アプローチやパット、アイアンは悪くないのにドライバーショットが不安定だから、思うようにスコアをつくれない。
松山英樹選手は自力で2年連続出場の権利をつかんだ。こんなアマチュアは日本ではこの先100年は出ないのでは。
石川、松山両選手とも初日が大事だ。出だしでつまずいたら苦しくなるばかり。

毎年恒例、羽川豊さんの解説です。羽川さんは82年にマスターズに出場し、15位と健闘されたそうです。ちなみにマスターズでの日本人の最高記録は、伊沢利光、片山晋呉両選手の4位です。

私も少しでも早く、日本人が海外メジャーで優勝する姿を見たいと思っていますので、日本選手には期待しています。

復活のタイガー

タイガー・ウッズは紆余曲折がありましたが、みごとにスイングを立てなおしてきました。アーノルド・パーマー招待は私も観ましたが、ゴルフ全体が安定して、後続に大差をつけていました。

まず、頭の沈み込みがなくなったそうです。これは彼がブッチ・ハーモンに師事していたころからの癖です。やはり沈み込んでしまうと、スイングプレーンがオンプレーンでなくなるので、球筋が不安定になります。

それが直ったのは大きいです。スイングの間もできたようです。つまりスイングのタメというものですね。バックスイングからの切り返しで、きちんと左足の踏み込みから開始するボディーターン・スイングができていれば、タメは自然とつくれます。

ということは、あのウッズでさえスイングが手打ち気味になっていたのでしょうか。スイング改造でボールの位置を左に変えたので、タイミングが変わったのかもしれません。

こうして考えると、沈み込みやタメのないスイングという、かなり悪い状態だったんですね。そうした問題点を解決し、ショットがよくなったので、パットの調子もよいようです。

ウッズのチャンス

ショットがよければグリーンのよいところにボールを落とせるということもありますし、ショットが駄目だと、どうしてもメンタル的にそれをひきずってしまい、パットに集中できません。

ドライバーが左にブレるとあります。タイガーの球筋は今もドローなのでしょうか。そうだとすると、左にブレるというのは曲がりが大きくなるということでしょう。

羽川さんは、彼は膝に爆弾を抱えているので、ニクラウスの記録更新は今年のメジャーで勝てるかどうかにかかっている、とおっしゃっています。

ジャック・ニクラウスのメジャー18勝を超えるには、タイガーはあと5勝しないといけません。それを達成することが、タイガーの最大のモチベーションになっているはずです。

タイガーも36歳。確かに残された時間はそう多くはありません。ただ、おそらく新コーチのショーン・フォリーと作り上げているスイングは膝に負担が少ないものなので、無理をしなければ長く活躍できるのではないかと思っています。

それでもマキロイなど若手の台頭がありますので、確かに厳しい道程であるのは間違いありません。以前なら、誰もがタイガーのニクラウス越えは間違い無いと思っていたのに。

マキロイ

ロリー・マキロイは昨年のマスターズで最終日に大きく崩れて優勝を逃したので、今年はもちろん狙っているでしょう。スイングが柔らかいというのは、体の柔軟性があるということでもあると思います。

筋肉は加齢につれて柔軟性を失う傾向にありますので、やはり若さは重要なんですね。飛ばせるだけでなく、コントロールができるというのは大きいです。メジャーではひとつのミスが命取りになりますから、守るべきところでは守らないといけません。

そうした場合に、コントロールショットが打てるのは大事です。石川遼も350ヤードをドライバーで飛ばすのを目標にしていました。その意気はよいのですが、攻撃一辺倒ではメジャーでは難しいと思います。

羽川プロは、しぶとさや粘り強さを身につければ全盛期のタイガーにも近づけるだろうとおっしゃっています。確かに昨シーズン、今シーズンの好調ぶりといい、彼の時代が来るかもしれません。

日本人選手

一方、日本人選手です。例年は4人ほど出場することが多いのですが、今年は二人だけと寂しいです。

石川遼はどうも成績が安定しません。やはりドライバーの調子がいけないようです。ただ、8割スイングや体の起き上がりに気をつけているようなので、それが実を結べば一層の飛躍ができそうです。

逆に、ドライバーショットの不調をなかなか克服できないのであれば、本格的にツアープロコーチの指導を受けるのもひとつの方法だと思います。なにしろ彼の武器はドライバーですから。

松山選手も、去年を上回る成績を目指して頑張っていただきたいです。

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