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2012年マスターズ3日目 松山英樹が決勝ラウンドへ

2012年マスターズ3日目 松山英樹が決勝ラウンドへ


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(日本経済新聞12/4/8の要旨)マスターズの3日目、昨年のベストアマで、1オーバーの31位で決勝ラウンドに進んだ松山英樹(東北福祉大)はアダム・スコットと組んでスタートする。
首位はジェイソン・ダフナーとフレッド・カプルスの5アンダー。4アンダーの3位がウェストヘーゼン、ガルシア、マキロイ、ババ・ワトソン。

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石川遼は予選落ちしてしまった。76、77の通算9オーバーは過去3度の予選落ちでもワーストの成績だ。よもやの惨敗の原因を探れば、懸念されていたドライバーショットに行き着く。
「朝イチ」のティーショットは緊張感も相まって力が入りやすい。「明らかに練習場とスイングが違った」。よくあるパターンで、タイミングがずれてインパクトで体が起き上がり、フックボールにつながった。
2日目に67をマークした同組の大ベテランと比べ「カプルスは常に70点のショットは打っていた。自分は90-30点」。
経験を重ねたぶん、怖さを感じるようになったのだろう。ショットもパットも、以前の思い切りの良さが薄れつつある。

ベテランのカプルスが首位タイ

うーん、私が一番注目していたタイガー・ウッズは上位には入っていません。今回は行けると思ったんですが。フレッド・カプルスはベテランですが、どちらかと言えば飛ばし屋有利のオーガスタで首位に入るとはさすがです。

ウェストヘーゼンは10年の全英オープンを制しています。当時はダークホースで記者たちも名前の読み方がわからず、苦労していました。その彼が3位タイに入っています。やはりメジャーに勝つと、自信がついてさらに強くなるのだと思います。

ガルシアは大きなスライスが持ち球の選手ですが、今も彼の球筋はスライスのままなんでしょうか。そして、ロリー・マキロイも3位に入っています。ティーショットがあまりよくなく、フェアウェイキープ率が低かったですが、それでもここまで来るとは。アイアンがいいのかもしれません。

ババ・ワトソンはアメリカPGAツアー屈指の飛ばし屋で、勝つために飛距離を落とすようなことはしない、という信念の男です。私はアマチュアゴルファーが飛距離にこだわり過ぎると上達の妨げになると思っているのですが、ワトソンのプレースタイルにはすがすがしさを感じます。

最近の海外メジャーはタイガー・ウッズというそれまで絶対的な力を誇っていた男が不調に陥ったので、群雄割拠になっています。

石川遼のドライバー

さて、私も期待していた日本勢ですが、松山英樹はみごとに決勝に進みました。首位が5アンダーですから、1オーバーパーという成績は大したものです。ぜひ去年の成績を上回ってほしいです。

石川遼は、ドライバーがよくないと聞いていたので今年は難しいかなと思っていました。オーガスタは数年前に距離を伸ばす改修がされたこともあり、ドライバーがよくないと攻略が難しいからです。

やはりティーショットが不調でした。練習ではよいショットを打てたそうなので、残念です。1番でも2日連続で左に曲げたとあります。2日目は1日目の失敗を繰り返さないようにしたい、と石川も思ったはずです。

それでもフックが出てしまったことで、メンタル面でも調子を落としてしまったのではないでしょうか。

ドライバーショットのタイミングがずれて体が起き上がるのか、体が起き上がるからタイミングがずれるのかはわかりませんが、体の起き上がりによってインパクトがおかしくなるのは確かです

今年の石川の課題

ハイドロー(弾道の高いドローボール)だけでなく、ストレートボールも打てるようになったそうなのですが、あまりにフックが出るようなら、ストレートボールをあえて打つという手もあったかもしれません。そうすれば、フェースが開き気味になるので、フックもドローになるからです。

しかし、20歳でマスターズで優勝するのが彼の夢でしたから、自分の持ち球で勝負したかったのかもしれません。

今年の石川遼の課題は、やはりドライバーになりそうです。体の起き上がりは数年前にも課題となっていましたから、なかなか克服するのが難しいようです。

石川プロのスイングは、体の回転で打つというよりも、体重移動をフルに活かして飛ばすというものだと思います。確かに日本人選手は体格や筋力に優れた海外選手よりも、飛距離で劣るのは否めません。

そのため、飛距離を伸ばすことはもちろん重要です。ただ、あまり飛距離にこだわり過ぎると、スイングやプレーに無理が生じる恐れがあります。たぶん首位のカプルスも、そんなには飛ばさないはずですが、それでも首位に来ています。

収穫

ただ、石川はこれまでも、海外メジャーに出場して世界のトップ選手を見て、そこからいろんなことを学んできました。今回のカプルスの安定性からも学んだようです。

プロゴルファーでも、毎回ナイスショットを打てることはないそうです。せいぜい2割程度しかナイスショットは出ない、とあるプロが語っていたように思います。

カプルスはそれでも、手堅く7割の出来のショットを毎回のように打っていました。メジャーで勝つには絶対に大きく崩れてはいけません。カプルスのような手堅いゴルフが必要です。

石川遼も今年のマスターズ前に、堅実なルーク・ドナルドを目指したいと語っていたようです。ドライバーを8-9割の力で振るようにしているのもその現れだと思います。

彼はコース戦略でも、以前は毎ホールでドライバーを握るという若さあふれるやりかたでしたが、時にはロングアイアンなども使うようになっています。

おそらく石川は今後も、持ち前の飛距離をある程度犠牲にしてでも、方向性や確実さを重視したゴルフにしていくのではないかと思います。

記事にあるように、彼は経験を積んだので、何も考えずにプレーするということができなくなっているのだと思います。しかしこれは当然であり、ドライバーの不調を克服できれば、経験を糧にできるはずです。

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