ホーム » プロツアー情報 »

2010年マスターズの開幕前情報

2010年マスターズの開幕前情報


スポンサード リンク

実はこの記事を書いているときには2010年のマスターズは終わってしまったのですが、一応マスターズ開幕前ということを前提に(笑)、注目選手などを書いてみます。

(以下、日本経済新聞10/4/5から引用、抜粋)石川遼は昨年、6オーバーとカットラインに5打およばず予選落ちした。

スポンサーリンク

オーガスタのリベンジ(復讐)を胸に刻んだ石川は、それまで以上に練習に励み、6月のミズノよみうりを皮切りに、サン・クロレラC、コカコーラ東海Cと3ヶ月余りで4勝。賞金王になった。
マスターズの前回は、2日目の16番パー3で第一打がグリーン手前バンカーにつかまりダブルボギー。決勝進出が遠のいた。
痛恨のダボを思い浮かべながら、ピンまで7ヤード、落としどころまで3、4ヤードのバンカーショットの練習を繰り返した。
サンドセーブ率は08年の44.35パーセントから昨年は55.03パーセントに。距離に応じ、確信をもってバンカーショットを打ち分けられる。
アイアンも距離感がよくなり、精度も上がった。
今年はアクセンチュア世界マッチプレー選手権で2勝するなどしたが、ドライバーの飛距離アップという積年の課題も持ち帰ってきた。
同じ組の選手に再三アウトドライブ(飛距離で負けること)され「あと30ヤード伸ばしたい。10ヤード違うとアイアンが1番手違う。セカンドで残りすぎるからグリーンで止まらない」と石川。

昨年の賞金王に見事輝いた石川遼ですが、彼の目標はマスターズの優勝です。それだけにマスターズへの意気込みも並々ならぬものがあるはずです。

石川遼の練習

上記記事を読むと、石川はマスターズでの失敗をすぐに克服すべく練習しているのがよく分かります。例えばバンカーショットです。

ボールの状態にもよりますが、ピンが7ヤードと近い場合のバンカーショットは難しいですよね。そういった距離の練習を積んでバンカーショットを向上させるのですから、やはり努力家です。

また、バンカーショットに自信をもてれば、石川の持ち味である攻撃ゴルフに磨きがかかるはずです。バンカーを必要以上に恐れずにドライバーなどを打っていけるからです。

アイアンについては、石川遼はドローヒッターなのですが、インテンショナルに(わざと)フェードを打つ場面が増えてきました。

フェードを打てればセカンドショットなどでアイアンの精度が上がり、より落としたいところにボールを落とせるようになります。

多くのアマチュアにはインテンショナルショットは不要であると私は思っていますが、やはりターゲットを面でなく点で狙わないと勝てないプロゴルフでは、インテンショナルも必要なのでしょう。

アメリカに行って飛距離不足を石川は痛感したようです。日本では石川は飛ばし屋に入ると思いますが、外国の選手は体が大きく、手も長いです。パワーもあります。

なかなか飛距離で対等に戦うというのは難しいです。丸山茂樹もアメリカツアーで飛距離不足に悩み、それを補おうとして右ひざ(膝)が伸び上がってしまったと内藤雄士コーチが語っていました。

飛距離を30ヤードも伸ばすというのはとても難しいことですが、遼君は筋力トレーニングも一生懸命やっていますし、ぜひその目標を達成してほしいです。

日本人のマスターズの最高順位は、2001年の伊沢利光、09年の片山晋呉の4位です。

石川もさらに飛距離を伸ばし、アイアンの精度やバンカーショット、アプローチなどがさらに進化すれば、マスターズ優勝は夢ではありません。

池田勇太、片山晋呉

初出場の池田勇太にとっても、マスターズは「プロとしてやっているからには、一度は出てみたかった」特別な大会。
プロ転向4年目。東北福祉大卒業後の08年にツアーデビューしてあっさり賞金シードをつかむと、昨年は一気にスターダムにのし上がった。
ツアー初優勝が日本プロ。初日から首位を守る完全優勝で伝統の国内メジャーを制覇した。
昨年の終盤戦では、右手や腰を痛めながら賞金王争いの火を消すまいと奮闘。
マスターズは、飛距離を抑えてフェアウェイ(フェアウェー)をキープ。切れ味鋭いアイアンでグリーンをとらえ、強気のパットをねじ込む。
シンプルなコースマネジメントで、初めてのコースに立ち向かう。オーガスタが一筋縄でいかないことは覚悟している。
うねったフェアウェイに高速グリーン。「テレビで見る以上に難しいコースだと思う」。
一方、国内ツアー26勝、賞金王5回の片山晋呉。昨年はマスターズで01年の伊沢利光と並び、日本選手として最高の4位に食い込んだ。
初日4位発進から6位、6位、とプレッシャーのかかる上位で優勝争いしただけに値打ちがある。
本人が「完璧なゴルフで(3人によるプレーオフ進出に)2打足りなかった」というゴルフをした。その片山にマスターズから帰国後に待っていたのは「燃え尽き症候群」だった。
09年は国内獲得分に限れば賞金ランキングは16位。
今シーズンの初戦は3月上旬の欧州・アジアツアー共催のマレーシア・オープン。初日76と出遅れたが、決勝ラウンドでは14位。雪辱を果たすシーズンを順調に滑り出した。
その後もじっくり宮崎で合宿を行い、調整に余念がない。

池田勇太の昨年の戦いは見事でした。おまけに腰痛と右手首の痛みを抱えながらの戦いでした。

右手首は本人が眠れないほどの痛みだったそうですが、それでも出場するのですからプロゴルファーも大変です。

池田の持ち味は精度の高いアイアンショット。オーガスタではフェアウェイキープをとにかく狙うようです。

アイアンの調子がよければ、フェアウェーさえキープすればグリーンのよいところに落とせるはずです。そうすればバーディーラッシュも夢ではないと思います。

池田が語っているように、オーガスタのフェアウェーはかなり波打っているそうですね。ほとんど平らなところがないそうですから、アイアンの精度が逆にものを言うはずです。

片山晋呉は上記記事で中嶋常幸が語っているように、完璧なゴルフで4位に入ったのですから、燃え尽きるのは無理もありません。私もあのときは優勝するのではないかと大いに期待したものです。

その片山もだんだんと再びやる気が出てきた模様です。マスターズのみならず、片山の今年の国内、海外の戦いに注目したいと思います。

片山選手は飛ばしでなく、ショットの正確さでマスターズ4位に入りました。この成績は日本のゴルフがアメリカメジャー大会を制覇する日も近いと教えてくれている気がします。

タイガー・ウッズ

今年のマスターズの目玉はなんといってもタイガー・ウッズ選手です。09年11月に交通事故を起こしたというニュースを聞いたときには、まさかこんなスキャンダルに発展するとは思いませんでした。

タイガー・ウッズは私の最も好きなゴルファーだけに、やはりタイガーには活躍してもらいたいと思います。

(以下、日本経済新聞10/4/5から引用、抜粋)タイガーがクラブを握ったのは謝罪会見後の2月末から。マスターズが約5ヶ月ぶりの実戦となる。
13年前、2位に12打差(!)をつけて21歳3ヶ月でメジャー初優勝を飾った。以来、メジャーでジャック・ニクラウス(ニクラス)の18勝を追う通算14勝。
アメリカツアーではサム・スニードの82勝、ニクラウスの73勝に次ぐ71勝を積み上げた。
ニクラウス越え、年間グランドスラムという野望をかなえるためには、今年はまたとないチャンス。
全米オープンは10年前に15打差で圧勝したペブルビーチ、全英オープンは00年、05年と連勝しているセントアンドルーズ・オールドコースが舞台。
全米プロのウィスリングストレーツも04年大会で経験済みだ。
マスターズ委員会によって取材するメディアが限定される点も、復帰戦としてはベストと判断した理由だろう。
薬物使用告白から球界復帰したアメリカ大リーグ、カージナルズのマーク・マグワイア・コーチのコンサルタントなども務めたすご腕を雇い、ガードを固めている。

5ヶ月ぶりの試合とは、思ったよりも間が開かなかったんですね。それでも、数ヶ月はクラブを握らなかったのですから、練習場(ドライビング・レンジ)でもコースでも、勘や感覚を取り戻すのは簡単ではないでしょう。

数年前の左ひざ(膝)の手術や、それに伴いスイングを改造していたタイガー・ウッズはしばらく不調が続いていました。

それが、やっとスイング改造の成果が出始めて好調になってきたのに今度はスキャンダルとは、私もさすがにがっかりしました。

しかし、タイガーも人の子。私から見ればタイガーはお金もあり、地位もあり、名誉もある。これ以上ない人生を送っているように見えますが、常に勝利を求められ、また品行方正でなければならないのはすごい重圧なのでしょう。

タイガーは以前から、子供の教育のためなどにチャリティーを主催していました。私はタイガーがそれを名誉欲のために行っていたとは思いません。社会貢献をしたいという純粋な思いから行っていたのだと思います。

というのは、お金も名誉もあるプロスポーツ選手でもチャリティーを自発的に行う人は一部だからです。タイガーにはそうした社会貢献への意欲があったと私は思っています。

そして、私もタイガーのそうした姿に感銘を受けていました。

今回のスキャンダルは残念ですが、タイガーが再びゴルファーとしての雄姿と、一社会人としての立派な姿を見せてくれるものと信じています。

さて、今年は上記記事にあるように、メジャー大会の開かれるコースが、タイガーと相性がよいようです。

今年のマスターズは試合勘に欠けるだけにタイガー・ウッズにとっては厳しいものになるでしょう。しかし、彼の悲願であるグランドスラムに向けて、タイガーチャージを期待します。

ミケルソン、エルス

(以下、日本経済新聞10/4/5から引用)タイガー狂騒曲が奏でられそうな今年のマスターズで、ライバルたちはどうウッズを迎え撃つのか。
世界最強のタイガー・ウッズに次いでオーガスタを得意とするのがフィル・ミケルソン(39、アメリカ)だ。
04、06年と2回グリーンジャケットに袖を通し、99年以降でトップ10を外したのは1度だけ。
昨年は最終日、遅まきながら同組のウッズとバーディーラッシュの競演で、パトロン(マスターズのギャラリー)を熱狂の渦に巻き込み、5位に食い込んだ。
今シーズンは出足が鈍いが、30代最後のマスターズでメジャー4勝目をつかめるか。
ここ3年は予選落ちが続いているが、アーニー・エルス(40、南アフリカ)もオーガスタとの相性は悪くない。00、04年の2位を含め、計6回トップ10入りしている。
先月のCA選手権で2年ぶりのアメリカツアー勝利をマークすると、アーノルド・パーマー招待で出場2試合連続優勝(通算18勝)。
絶好調で8年ぶりのメジャー優勝を狙う。
エルスとともにメジャー3勝のパドレイグ・ハリントン(38、アイルランド)も、初制覇を目指す。
スティーブ・ストリッカー(43、米国)はメジャー覇者たちを抑え、現在世界ランク2位に着けている。05年の賞金ランク162位から翌年34位で4年ぶりにシードに返り咲いた。
堅実なプレーで、今大会でメジャー初優勝を遂げれば、大会最年長での初優勝となる。
他にも飛ばし屋、ダスティン・ジョンソン(25、アメリカ)ら多士済々。

最強のレフティーといわれるフィル・ミケルソンはマスターズで強いですね。ミケルソンは飛距離も出ますし、死角のないオールラウンドプレイヤーという感じです。

見ていてもこちらが安心できるほど安定したゴルファーです。

アーニー・エルスは上記記事にあるとおり、最近は予選落ちしてしまうのが残念でした。

エルスはあだな(ニックネーム)が「ビッグ・イージー」です。これは、エルスのスイングがとてもゆったりしていることから付いた名前です。

アマチュアゴルファーはとかくスイングのリズム、テンポが速くなってしまいがちなので、私はいつもエルスのようにゆったりしたスイングテンポがよいなあと思っています。

ちなみに才能に恵まれつつも手首の故障などでしばらく不調の続いていた女子プロゴルファーのミッシェル(ミシェル)・ウィーが、その名前からエルスにちなんで「ビッグ・ウィージー」と呼ばれていました。

しかし、ウィー本人は自分のスイングはエルスのスイングとだいぶ違うのに、と違和感を覚えていたそうです。

エルスはヨーロッパツアーを主に戦っています。アメリカでの更なる活躍も期待したいところです。

ダスティン・ジョンソン選手は名前を初めて聞きました。私のご紹介している正確不動法は飛ばさないゴルフですが、やはりプロの試合を見るなら豪快な飛ばし屋も大好きです。

羽川豊氏の解説

マスターズを羽川豊プロが展望した記事です。

(以下、日本経済新聞10/4/5から引用、抜粋)(タイガー・ウッズは)精神面が不安材料。カチンときたら冷静にいいプレーをすることはできない。
出場するからにはトレーニングや練習もそれなりにこなし、優勝を狙ってくるはず。勝てるというイメージがなければ出てきやしない。
(石川遼は)アメリカツアーで5戦し、かなりゴルフは仕上がっている。あとはフェードを打つ際の距離感だ。
ドライバーショットはフェアウェーキープ率が上がり、アプローチも悪くない。距離のあるバンカーショットもうまくなった。
いかにパットを決めるかが上位進出のカギだ。
池田勇太選手はショットは思い切りがよく、小技もうまい。ポテトチップのようにうねった高速グリーンで、こぶの上に切ってあるピンにどうやって寄せようかとか、素晴らしいコースの攻略を楽しんでもらいたい。
ウッズとともに優勝争いしそうなのがエルス。スイングは安定、パットも構えがどっしりして、良くなっている。

タイガーは、何しろ休んだ原因が原因ですから、羽川さんのおっしゃるように、メンタル面の安定が勝利の鍵ですね。

ゴルフは他のスポーツにも増して、メンタル面が重要です。精神の動揺によってスイングがおかしくなってしまったり、パットでショートしてしまったりするものです。

タイガーがグランドスラムを狙うなら、やはりそこが重要だと思います。

石川遼はプレーの幅を広げるべく、あえてフェードを打つようになっています。

石川はドローヒッター(ドローが持ち球)なので、フェードではだいぶ距離感が違うはずです。フェードもうまく操れるようになれば、コース戦略の幅が広がるはずです。

マスターズはグリーンが高速で、難しいとは聞いていましたが、こぶの上にカップが切ってあるとはすごいですね。

マスターズはパットが優勝の鍵だそうですから、日本勢のパッティングに期待しましょう。

スポンサーリンク


サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)