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全米オープン2010 3日目 石川遼は7位に

全米オープン2010 3日目 石川遼は7位に


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(日本経済新聞10/6/21から引用、抜粋)

全米オープン選手権は第3ラウンドを行い、前日2位の石川遼は1バーディー、5ボギーの75とスコアを落とし、通算3オーバーの7位タイに後退した。

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メジャー初制覇を目指すダスティン・ジョンソン(米国)が66で回り、6アンダーで単独トップに立った。
前日首位のグレーム・マクダウエル(英国)が3打差の2位。タイガー・ウッズは66をマークし、1アンダーの3位に浮上した。
(石川遼は)午後遅いスタートで、踏み荒らされたグリーンは「スパイク跡や凸凹が目についた」という。スピードも前日までに比べかなり速くなり、好調だったパットのストロークに微妙な狂いが生じた。
第2打をカラーに乗せた1番を含め「3パット」ボギーが3回。11番では1メートル足らずを外した。
「タッチがどうも…。打ち急いだり、ヘッドアップしたり。パーパットを入れられなかったのが悔しい」。15番以降はチャンスを逃し続け、バーディーは一つだけ。17番で6メートルを外すと、思わず天を仰いだ。
ショットは安定していた。ティーインググラウンドが前方に出された4番(290ヤード、パー4)では1オンに成功。3番ウッドだと弾道が高く、右の海に落とす危険があるために、ドライバーで低く打ち出し、5ヤードほどの狭い花道から転がしピン右5メートルに乗せた。
ただグリーンが硬さを増し、ピン位置は端から3-4ヤードのホールが11も。「思った球筋でいいショットを打っても、結果がついてこない」。
海風の強弱も読みきれず、アイアンの距離感に苦しんだ。優勝は遠のいたとはいえ、7位と踏ん張った。

私もテレビで見ました

3日目は、少しだけ私もテレビで観戦できました。やはり注目は石川遼選手です。2日目終了時に2位、と素晴らしい成績でした。これだけコースが難しいメジャー大会で2位というのは、すごいとしか言いようがありません。

さてその3日目ですが、メジャー3勝のアーニー・エルス(南アフリカ)とのツーサムでした。

上位選手だけに、スタートが午後からと遅くなりました。これは仕方のないことですが、グリーンが踏み荒らされていたのはやはりパットがやりにくかったでしょう。

スピードも前日までより速くなっていたそうです。天気がよくて乾いたのか、それともグリーンに水を撒かなかったのか原因はわかりませんが、ただでさえ速いグリーンだそうですから、さらに難易度が上がってしまいました。

出だしの1番で3パットによるボギーですか。波に乗れるかどうかは1番でバーディーやパーを取れるか、あるいはボギーかでかなり変わってくると思います。

その点で惜しかったです。11番の短いパットを外したシーンは私も見ましたが、見ているこちらも難しそうなパッティングでした。

1メートルくらいのパットは「入れごろ、外しごろ」と言われ、距離が短いのにかえって難しいことがあります。一番緊張するかもしれません。

なぜかと考えるに、長いパットは「入れば御の字、寄せられれば十分」という楽な気持ちで打てますし、数10センチという短いパットはまず外しませんからこれまた楽です。

しかし、1から2メートルほどのパットは入れて当然な上に、すこしストロークの軌道が狂えば外してしまう危険があります。

そういったわけで、この距離のパットは難しいのだと思います。

みごとなリカバリー

さて、さすがの遼君もメジャー特有の緊張感やグリーンの状況の悪さによってタッチが狂ってしまったようです。一流選手でもヘッドアップや打ち急ぎをしてしまうんですね。私がこうした失敗をするのも当然です(笑)。

確か14番だったと思いますが、石川が見事なバンカーショットでピンに寄せるという場面がありました。その後もチャンスはありましたが、やはりパットが思うように決まらないようでした。

ショットは良かったですね。記事にある4番のティーショットも素晴らしかったです。290ヤードで打ち下ろしですから、石川の飛距離なら十分ワンオンできますが、さらにプロならではの高度な戦術があったようです。

飛距離だけなら3番ウッド(スプーン)で十分すぎるのですが、スプーンはドライバーよりもロフトが大きいので、弾道が高くなります。

そうすると風に流されるので、それを避けるためにドライバーで低弾道のショットを打ったそうです。

あのティショットは見ているこちらもはらはらしましたが、ドライバーを軽く振って飛距離を抑えて、完璧なショットでした。まさに石川遼の攻撃ゴルフの真骨頂でした。

強風と硬いグリーン

グリーンがさらに硬くなり、ピンの位置がグリーン端から3-4ヤードのホールが11もあるとは恐れ入ります。

こんなに難しい設定では、セカンドショットやアプローチでピンをデッドに狙う(ベタピン狙い)と、すこしショットが曲がっただけでグリーンから外れてしまいます。

かといって安全策でグリーン真ん中を狙っていけば、パッティングの距離が残ってしまいます。そしてグリーンが荒れているので、パットにも苦労します。

これだけ難しいコースで(恐らく世界一の難しさでしょう)強風が吹き荒れるなか、3オーバーでしのいだのは、大健闘でしょう。

必ず石川選手にとって大きな収穫になったと思います。

タイガー

(同じく引用、抜粋)

2、3番を連続ボギーとつまずいたウッズが後半、5バーディーを奪う「タイガー・チャージ」。18番(パー5)では、ギャラリーを興奮の渦に巻き込んだ。
ティーショットはフェアウェー右サイドの大木の後方へ。グリーンを狙うには枝が邪魔したが、残り260ヤードの第2打を3番ウッドで低くスライスをかけ、ピン左6メートルに2オンさせた。
「大きくカットしすぎるとバンカーに入る。難しいショットだったけど、完ぺき」

久々のタイガーチャージですね。スキャンダルや暴言、マナー違反などによって私も以前ほどはタイガー・ウッズを応援しなくなってしまいましたが、やはり華のあるゴルファーなのは間違いありません。

彼の魅力は、やはりアグレッシブな攻めのゴルフです。ティーショットでドライバーで豪快に飛ばし、次々にバーディーやイーグルを狙っていくスタイルはやはり見ていて爽快です。

その一方で、リカバリーショットも素晴らしいです。今回のように一見不可能なところからインテンショナルショット(今回はインテンショナルスライス)で木をよけて、グリーンに乗せるのは神業としか思えません。

タイガーはゴルフの面でも故障や不調に苦しんでいますが、やはり強いタイガーを見たいものです。この全米オープンが復調のきっかけとなるでしょうか。

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