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2010年全米オープン4日目 石川遼は33位

2010年全米オープン4日目 石川遼は33位


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(日本経済新聞10/6/22から引用)
全米オープン選手権(ぺブルビーチGL)は、2位発信のグレーム・マクダウエル(英国)が74と、スコアを3つ落としながらも粘り、逆転優勝でメジャー初制覇を遂げた。
3日目まで6アンダーで首位のダスティン・ジョンソン(米国)が82と崩れるなど、タフなコース設定に世界の強豪も苦しみ、通算アンダーパーはゼロ。最終日を7位発進した石川遼は80をたたき33位に終わった。

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5位以内という目標は水泡に帰したが、初出場の18歳にとって実りの多い大会だった。「考えに考え抜いて、攻めていくゴルフが初めてできた。今後に生きてくる。」
日本ではこれまで、フェアウェーが多少狭くてもドライバーを握っていた。今回は、4、5ホールでアイアンで刻んだ。
パー狙いの安全策ではない。バーディーにつなげるにはどう攻めるのがベストかコースマネジメントに神経を使っての選択だった。
今年の中日クラウンズで記録した58が象徴する攻撃的なゴルフが身上。本人も「優勝スコアの低い全米オープンは向いていない」と思っていたそうだが、そんな先入観もぬぐい去った。
今回は来年以降のための試運転。なのに予選を2位でクリア。決勝ラウンドでは優勝争いの緊張感に包まれながらプレーできたのは貴重な経験だ。
「練習場でできることがコースでも高い頻度でできるように。1年前に比べ上達した」
今大会の平均飛距離は12位(300.4ヤード)。ヘッドスピードが速く、弾道の高いショットを打てるから、小さく硬いグリーンでも攻略できる。
課題はスピンコントロールやアイアンの距離感、風に負けない重い球の習得だろう。アプローチや、パットの未熟さも痛感したという。
「将来、アメリカツアーで戦うためにはやることがたくさんある」。

予選の2位通過は、石川遼にとって初出場の大会だけに、本当に驚きでした。彼の潜在能力の高さを見た思いです。

そして3日目も少しスコアは崩しましたが、見事なバンカーショットなどで踏みとどまり、7位。もしかしたら優勝できるのではないか、と期待しました。

しかし、強風と厳しいコース設定のこの全米オープンは、さすがに手ごわかったですね。とはいえ、33位という最終日の成績も、大いに誇れるものです。

記事にあるように、今回は石川選手もドライバーでなくティーショットにアイアンを使う場面がいつもよりも多く見られました。

堅実な戦略

もちろん、メジャー大会ではコース設定が並外れてタフなために、攻撃ゴルフが持ち味の彼にとっても当然の選択でしょう。

そして、刻んでパーを取りに行くのではないところがまた、彼らしいです。今回はアンダーパーの選手がいなかったことを見てもわかるように、メジャーの中でも特に難しかったようです。

そのため、パーを狙うのも立派な戦略ですが、石川にとってはあくまでもバーディーを取りにいくという考えだったんですね。

もちろん、飛距離を出せる彼だけに、アイアンでのティーショットでも200数十ヤードは出せるでしょう。そのため、もちろんバーディーも狙えるという計算だと思います。

また、決勝ラウンドで上位で戦うというのは、それ自体が貴重な体験ですが、メジャー独特の決勝ラウンドでの緊張感に慣れることができるでしょうから、本当に大きな収穫なはずです。

練習場でできることをコースでも高い頻度で再現する、というのは例えば、 インテンショナルショットを自在に操るということでしょうか。このあたりは詳しくはわかりません。

飛距離

石川の平均飛距離は300ヤードを超えていたんですね。あの難コースでこの数字は素晴らしいです。飛ばし屋の多いアメリカツアーでも十分渡り合えるはずです。

課題に挙げてあるスピンコントロールは、アプローチのことでしょう。硬いグリーンでも止められるようなアプローチは確かにメジャーで勝つには必要でしょうね。

石川遼も日本を主戦場にしながら、海外のメジャー大会に出場しています。そのため、芝の違いもあってアプローチでの微妙なフィーリングの違いを調整するのが難しいはずです。

しかし、石川もいずれはアメリカPGAツアーに参戦するでしょうから、そのときはもっと調整しやすくなるでしょう。

風に負けない重い球を打つにはどうすればよいのでしょうか。一つは弾道を低くすることですが、そうすると高い弾道が持ち球の彼にとってはスイングを改造しなければならないかもしれません。

それにしても、今回は石川遼の大活躍で私も大いに楽しむことができました。さらなる彼の進化を期待します。

(同じく引用)
世界ランク1、2位の「2強」タイガー・ウッズとミケルソンは3打足りず、そろって4位に終わった。
前日は66の猛チャージ、優勝争いに加わってきたウッズは、1番でいきなり3パットボギーとつまずいた。「アンダーパーで回れば勝てると思っていたが」。
1アンダーの3位でスタートしながら前半3オーバーと失速した。「がっかりだ。パットをピンの手前につけられず、上に残してばかり」。下りの難しいパットに難渋した。
メジャー勝利で(スキャンダルの)雑音をシャットアウトしたかったろうが、マスターズに続く4位。ただ「勝つチャンスはあったし、悪くはない」。
フィル・ミケルソンはこの日2オーバー。またも悲願の大会制覇はならなかった。「7番までにチャンスがいくつもあったのに」。1番をバーディー発進。だが4番(パー4)で絶好のイーグルチャンスを逃しパー、勢いをつけられなかった。
「勝ちたかった。勝てるチャンスはあった」。大会最多記録の2位5回。「2位じゃなかったのはうれしいよ」と苦しいジョークを飛ばした。

タイガー・ウッズは前回のマスターズでも4位でした。3日目は久々のタイガーチャージで、今回は行けるかとも思いましたが、最終日で失速してしまいました。

最初のホールで3パットは痛いですね。リズムが一気に崩れてしまいます。これがゴルフの怖いところです。

下りのパットばかり残してしまったということは、アイアンの距離感がよくなかったのでしょう。パッティングの調子もよくないようですから、これでは勝つのは難しいです。

私は彼のスキャンダルにはさほど関心がありませんが、やはりギャラリーから野次が飛ぶようでは、メンタル面に影響もあるでしょうね。

しかし、メジャー大会で2試合続けて4位ですから、彼が語っているようにそんなに調子は悪くなさそうです。かつての圧倒的な強さを見たい私にとっては、現在のタイガーにはやや残念ですが、彼が復調できるかどうかは2011年にかかっていると思います。

フィル・ミケルソンも今回は残念でした。マスターズは優勝しただけに、続けて勝ちたかったでしょう。おまけに彼はこの大会で2位が5回もあるんですね。これは悔しいはずです。

惜しくも勝てないという点で、私はグレッグ・ノーマンを思い出しました

パー4でイーグルチャンスということは、1オンしたんですね。すごいです。

結局は残念な結果でしたが、それでもジョークをいうところは、さすがアメリカ人だと感心しました。悔しくてたまらないのになかなかジョークは言えません。

2位のアーブル選手はフランスの人ですが、初めて名前を聞きました。今後も活躍するでしょうか。

3位はアーニー・エルス。彼も最近はメジャー優勝から遠ざかっていますが、もっと勝ってもらいたいです。

優勝したマクダウエルでさえ、イーブンパーという難しい大会でした。ちなみに私は、こういうスコアの低いタフな試合で超一流のプロが苦しんでいるのを見るのが密かに好きです(笑)。

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