ホーム » プロツアー情報 »

藤田寛之が挑む2010全米オープン

藤田寛之が挑む2010全米オープン


スポンサード リンク

(日本経済新聞10/6/16から引用、抜粋)

男子ゴルフの全米オープンに初挑戦する藤田寛之は、41歳になる。童顔で若々しいがゴルフは円熟、不惑を迎えてからの充実ぶりはめざましい。

スポンサーリンク

昨年7月以降の一年足らずで国内計3勝。昨季は自己最高の賞金ランク5位に入り、(中略)今期は同ランク首位に立つ(5318万円)。
世界ランクは51位だ。46.25インチの長尺ドライバーに替え、平均飛距離は09年の277.44ヤードから282.77ヤード(29位)に伸びている。ただ、本人によると好成績の要因は「パットがよく入っているから」。
コース設定がタフな全米オープンを「世界一の大会」と位置づけ、思い入れが強い。(中略)今回は国内予選を1位通過。ようやく念願がかなった。
14日に大会コースで初ラウンド、小さくて硬いグリーンにため息をついた。「ボールを止めるのが難しい。もう少しパワーがあれば。(粘っこい)ラフがネック。どうやって打ったらいいか分からない」。パットでは、芝目がきついために球が揺れながら転がるそうで「じゃじゃ馬グリーン」と苦笑する。
海外メジャーでは3戦し、すべて予選を突破。(中略)今大会では「てっぺんになれるとは思わないけど、できるだけ上に」とトップ10入りを目指す。得意のアプローチ、パットで、厳しい戦いを粘り抜く覚悟だ。
初出場の昨年、27位と検討した矢野東は今季、6戦して予選落ち4回と不振にあえいでいる。
(中略)ショットがままならない現状を考えると、結果は期待できないようだが、立ち直るきっかけでもつかみたい。
14日に初めて回ったコースについて「ティーショット、セカンドと、正確なショットを打てるタイプじゃないと攻略は難しい」。

藤田寛之選手は私の好きなプロゴルファーです。小柄ながら得意な小技を活かして優勝を重ねているのが素晴らしいと思います。

スイングを拝見すると、フィニッシュが普通よりもクラブの位置が高いのが特徴です。私にはあれがどういった意図でそうなっているのかわかりませんが。

記事にあるように童顔の藤田プロですが、41歳なんですね。1年足らずで国内3勝とは素晴らしいですね。大きく崩れず、多くの試合で上位に名を連ねているところに、彼の堅実さと強さを感じます。

そして、堅実なゴルフは私も理想としているところです。飛距離を伸ばすことは多くのアマチュアにとっては正直なところ、難しいです。

ある程度の体格に恵まれていて筋力もないと、パワーヒッターになるのは困難です。

アマチュアのお手本

しかし、例えばショットの正確性を高めるのならそんなに難しくない、もっとはっきり言えば簡単だと思っています。そのひとつの方法が当サイトの正確不動法です。

また、アプローチの腕を磨くには練習あるのみです。そして正確不動法を実践されている方なら、練習場でのスイング作りにはほとんど時間をさかなくてよいので、その分をショートコースなどでのアプローチ練習に充てることができます。

そして、アプローチに熟達すれば、スコアがすぐに上がることは間違いありません。

同じことがパッティングにもいえます。パットに上達するには筋トレも体格も要りません。ヘッドアップしない正しいフォームと、練習量がものをいいます。

こうしたことから、アプローチとパットを武器にしている藤田選手はアマチュアゴルファーにとってお手本だと思っているのです。

飛距離を伸ばした

といっても、藤田寛之プロは小技だけでなく、飛距離も磨いています。ドライバーでもっと飛ばすために、筋力トレーニングに励んでいるという話は聞いていました。

さらにドライバーも長尺のものに替えたとは知りませんでした。確かに長尺の方が、遠心力としなりが大きくなるので飛距離がアップします。

ただ、これを使いこなすにはそれなりの練習が必要ですので、私はあまりおすすめはしないのですが。

さて、その結果、藤田プロの飛距離はなんと、5ヤードも伸びました。一般的なアマチュアの場合は、スイングを改造する余地があるために、5ヤード伸ばすのはそんなに難しくないことが多いです。

しかし、熟練のプロにとって5ヤードも伸ばすのは大変だと思います。やはり長尺とトレーニングの成果が出たのだと思います。

正確性をあまり落とさずに飛距離を伸ばせれば、その分次のショットでグリーンに近いところから打てますので、有利なのはまちがいありません。

そしてパットも好調だそうです。タイガー・ウッズも今年の不調の一番の理由はパッティングが悪かったことだと思います。パットはスコアに直結しますので、それが藤田選手の好調を支えていたんですね。

藤田にコースが合っているのでは

記事にあるように、コースの難易度では全米オープンが一番高いと言われます。マスターズの行われるオーガスタも難しいそうですが、あそこはあまりラフもありません。

一方、ペブルビーチは海のそばなので風も強いですし、ラフも粘っこいと来ています。それだけに、藤田選手の正確なショットやアプローチが大きな武器になるのでは、と期待します。

ところでこのコース、グリーンが小さくて硬いんですか。どこまで難しいんでしょうか(笑)。もしティーショットでラフを避けてフェアウェイに置けても、こんなグリーンでは乗せられるかどうか不安ですね。

藤田プロがもう少しパワーがあれば、とおっしゃっている点について。第一にパワーがあれば飛距離が出せるので、グリーンを狙うショットを短いクラブで打つことができます。

そうすればグリーンを狙いやすいですし、スピンも多くかかりますし、高弾道で上から落とすショットを打てます。

第二に、パワーがあれば、それだけでもバックスピンを多くして、ぴたっと止めることができます。

おそらくこういうことをおっしゃっているのだと思います。

そしてラフも粘っこいということは、グリーンを狙わずにフェアウェーに出すだけになるかもしれません。パットも芝目がきついとは、ほんとうに大変なコースですね。

それでも、藤田プロの安定した実力と、小技はこうした難コースでこそ威力を発揮するのではないでしょうか。トップ10入りも十分可能だと思います。

矢野東

一方、矢野東選手について。昨年の27位は素晴らしかったですね。優勝も夢ではありませんでした。しかし、今シーズンは不調なんですね。

ここがゴルフの怖いところです。丸山茂樹もそうですが、名だたるプロが思わぬ苦戦を強いられるのですから。

なんとか復調の手がかりを掴んでいただきたいです。

なお、結果は藤田寛之は58位でした。日本勢はかなり苦戦していましたが、世界のトップ選手たちも大きくスコアを崩すほどの難易度でしたから仕方ないと思います。

日本勢の来年に期待しています。

スポンサーリンク


サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)