ホーム » プロツアー情報 »

日本女子プロ選手権で藤田幸希が好調

日本女子プロ選手権で藤田幸希が好調


(10/9/11日本経済新聞から引用)
日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(奈良グランデージCC 6601ヤード、パー72)

ツアー3章でメジャー初制覇を目指す藤田幸希が5バーディ、1ボギーの68で回り、通算9アンダー、135で首位に立った。横峯さくらと茂木宏美が4打差の2位で続く。

スポンサーリンク

くるぶしまで埋まる深いラフにつかまったら、ウェッジで出さざるを得ない。ボールを捜索する場面もたびたび。非力な女子プロ泣かせのコースだが、藤田はさほどラフを苦にしない。168センチの長身を生かし「上から打つタイプなので」。

ロブショットも巧みで、6番ではグリーン奥のラフから1メートルに寄せパーを拾った。

ショットは安定。見た目より重いグリーンでパットの距離感は合い「しっかり打てている」。8番では12めーとるのバーディーパットを沈めた。最終18番パー5では2オンを狙い、わずかに届かず池ポチャ。

初ボギーをたたいたが「メジャー2日間で1ボギー。大健闘」と気にしていない。

ここ数年、左ひざ、右腕、背中痛と故障続きで苦しんできた。しかしオーバースイングを矯正、コンパクトにすることで体への負担が減り、ドライバーショットの方向性も良くなったという。

これまで「シーズン後半まで持たなかった」そうだが、オフの走り込みで体力も付いてきた。4日間の長丁場も乗りきれる。

メジャー大会だけに、一人抜けだしても「アドバンテージがあるとは思わない」。気負わず、迷わず、一打に集中する。(引用終わり)

スポンサード リンク

くるぶしまで埋まるラフですか。深いですね。これでは確かに出すだけで精一杯だと思います。ボールを捜す場面がたびたびというのも、球がラフにうもれてしまうからでしょうか。

男子のアメリカPGAツアーや海外メジャーでは、外国人選手が腕力に物を言わせて深いラフからでも距離を出すということがあるそうです。

向こうの選手は身長も高いし、腕も太い選手が多いですからね。しかし、それでも手首を痛めたりするそうです。

それを考えると、やはり女子は特に、深いラフではウェッジで出すだけで精一杯だと思います。

でも、私はこうした深いラフのセッティングの試合は(観ている分には)楽しいです。少しでもフェアウェイを外してしまえば、罠が待ち受けているので、緊張感があるからです。

さて、藤田幸希選手はそんな深いラフを苦にしていないのですから、すごいですね。上から打つタイプのスイングということで、スティープと言われるものでしょう。

スティープとは

スティープとは、ダウンスイングからインパクトにかけて、クラブヘッドが鋭角に降りてくるスイングのことです。

スイングはインサイドアウトの軌道ではフラット気味に、アウトサイドインではアップライト気味になります。

アウトサイドインのスイングでは、高いところからクラブが下りてくるため、スティープになります。

私は藤田プロのスイングをテレビなどで見たことがないのですが、おそらくアウトサイドインの軌道なのだと思います。
参考:岩手日報の解説記事

確かに、高いところからクラブが降りてくれば、ラフとヘッドが接触する時間や度合いが少なくなるはずです。そのため、藤田プロはあまりラフが苦にならないのではないでしょうか。

見た目よりも重いグリーンということは、イメージよりも強く打たねばならないので、パットがショートしがちなはずですが、藤田選手はしっかり打てているようです。

池ポチャは残念でしょうが、果敢なイーグル狙いの結果ですから、仕方のないことです。それを気にしていないところはさすがですね。

故障にこれだけ悩まされているのは大変ですね。左ひざはタイガー・ウッズも痛めているところです。バックスイングでは右ひざの角度を保つことで、捻転によるエネルギーを逃さないようにします。

一方、ダウンスイングではそのエネルギーが左ひざにかかりますので、やはりゴルファーにとっては負担が大きいところです。

故障について

右腕はやはり手でクラブを持っている以上、衝撃が来ると思います。特にプロは飛距離を伸ばそうとする選手が多いですから、その分負担も大きくなるはずです。

また、プロゴルファーは練習量が半端ではありません。試合があるときでも、その後で練習場でスイングを修正することもあります。試合がないときでも、一日数百球は打つそうです。

また、オフシーズンでもスイング改造やトレーニングなどに励むのですから、体への負担は大きいでしょう。

背中痛は片山晋呉選手も苦しんでいた(現在はどうなのでしょうか)故障です。

そこで、藤田幸希選手はオーバースイングを矯正して、コンパクトにしたそうです。手前味噌ですが私の考案した「正確不動法」というスイング法も、スイングをコンパクトにしたものです

藤田選手は体への負担が減り、ドライバーの方向性もよくなったということで、多くのアマチュアゴルファーにはコンパクトなトップのスイングが向いていると思っている私は勇気づけてもらったような気分です。

さらに走りこみで体力も増強しました。大学のゴルフ部員は走り込みをすると聞いたことがありますが、やはり走ることは基本なんでしょうね。

プロ野球でも工藤公康や山本昌のように、長く活躍している選手が増えてきました。工藤選手も体のケアにすごく気をつけておられるそうです。最近は科学的なトレーニングなどの普及により、選手寿命が伸びているそうです。

体力もつき、ショットも安定している藤田幸希選手に今後も期待します。

スポンサーリンク


サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)