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2010年全米プロ1日目の結果

2010年全米プロ1日目の結果


(日本経済新聞10/8/14から引用)

男子ゴルフの全米プロ選手権第2日目は13日、当地のウィスリングストレーツ・コース(7507ヤード、パー72)で前日に終了できなかった第1ラウンドを再開し、日本勢は池田勇太が後半の2番、小田孔明は後半6番からプレーを始めた。

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(中略)石川遼は第1ラウンドを終えて暫定130位と出遅れた。
タイガー・ウッズ(米国)は同24位。
(中略)日本勢で最もスタートの遅かった池田は、10ホールを回ったところで日が暮れた。すべてパーの内容に「いいゴルフができている」と上機嫌に話した。
後半最初の1番(パー4)では第1打を左に曲げ、第2打はグリーン奥のラフへ。寄せも5メートルほどを残したが、これを1パットで沈めてボギーをまぬがれた。
「次につながるプレーだったと思う」と話すと、早朝からの競技再開に備えて慌ただしくコースを後にした。

第1ラウンドの暫定成績を見ますと、バッバ・ワトソンが4アンダーで1位です。イタリアのモリナリ選手も1位。アーニー・エルスらも暫定成績では首位タイです。

こう見ますと、欧州ツアー勢が全米オープン、全英オープンに続いて健闘していますね。エルスも全英では予選落ちしてしまったので、捲土重来を目指しているでしょう。

タイガーは1アンダーで24位と、まあまあのところに付けています。藤田寛之と平塚哲二はともに暫定96位で2オーバーです。やはり距離のあるコースだけに、日本勢はパワーで苦戦しているのかもしれません。

石川遼も4オーバーですか。頑張って巻き返してほしいです。

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池田勇太

池田勇太は調子がよかったようですね。5メートルのパットをねじこんだのは、さすがです。ボギーをとってしまうと、やはり調子が狂ってしまいますから。

そして夕暮れまでのプレーだったので、明日に備えて忙しいですね。早く帰って早く寝て、体調を整えないとタフな試合では大変です。

バッバ・ワトソン

(同じく引用)

(中略)米国きっての飛ばし屋、バッバ・ワトソンが68をマークした。身長191センチの恵まれた体で放つショットは豪快のひとこと。
598ヤードの5番(パー5)で第一打を風にも乗せ、グリーンまで142ヤードの地点まで飛ばした。これをサンドウェッジで2オンさせてのバーディー。
同組で回った藤田寛之も「信じられない。なんであんなにトブの?」と目を丸くした。
下部ツアーを経て2006年に米ツアー入りを果たした31歳のレフティー。8日の時点でツアー2位につける飛距離以外では、これまで目立つことはない存在だった。
だが、今年6月にプレーオフの末、ようやく涙のツアー初優勝。勢いに乗っている。
飛ばす分、曲げることも多いが「僕はまっすぐに打てない。でも、それは僕のスタイル」とおおらかに笑うツアーの人気者。
どんなに曲がってもコーチをつけないのがワトソン流で「大好きだからプレーしている。仕事にはしたくない。僕に命令できるのは妻だけだ」。
約1200ものバンカーが待ち構えるメジャーの舞台。「どんなコースでもドライバーで飛ばせるだけ飛ばしたい」と変わらぬ姿勢でビッグタイトルを狙う。

飛ばし屋バッバ・ワトソン

(引用終わり)
ついに来ましたね、バッバ・ワトソン。彼の名前はアメリカPGAツアーでも常に飛距離ランキングの上位にいましたので、注目していました。

私のスイングに関する持論は、多くのアマチュアゴルファーは飛ばしにこだわらずに、正確性を高めたほうが近道だ、というものです。

とはいえ、テレビでプロの試合を見ると、やはり豪快な飛ばしにも大いに魅力を感じます。

ちなみに私の大好きなゴルファーであるグレグ・ノーマン(オーストラリア)は、著書「ゴルフ100マジック」によると、ゴルフを始めたその日に300ヤード飛ばせたそうです…。

私なんかこの話を聞くと、なかなか飛ばせない自分がいやになってしまいますが(笑)、やはり飛ばしにも魅力があるのは間違いありません。

というわけで、飛距離と正確性のどちらが大事なのか、ということに関心のある私としては、ワトソンのような飛ばし屋がどれだけ強くなるのかにも興味があるのです。

彼は身長が191センチもあるんですか! フィル・ミケルソンもそれくらいでしたかね。やはり飛距離を出すには、身長が高いほうが有利なのは間違いないでしょう。

なぜなら、遠心力が大きくなるからです。

その彼が、5番で見せたロングドライブは、計算すると456ヤード(!)です。笑うしかありませんね。いくら風に乗せたとはいえ、飛び過ぎです。

これなら、どのパー4でも1打でオンできそうですが、そういかないのがゴルフの面白いところでもあります。

そしてパー5なのに2打目をサンドウェッジで乗せたとは。藤田選手が驚くのも当然です。

確かに彼は飛ばし屋としては鳴らしていましたが、よい成績は出していませんでした。しかし、今年になって初優勝したんですか。よかったです。

やはりこれだけ飛ばすと、それだけ曲がることは多いですよね。世界ランク上位の選手でも、いつも試合に勝つということはできません。それくらいゴルフは続けて勝つのが難しいスポーツです。

その理由を考えますと、やはり飛ばすことと曲げないことを両立させるのは、よほどスイングの調子がよくないと難しいからでしょう。

その点、ワトソンは曲げないということはまったく追求していないようで、潔さを感じます。そしてどんなに曲がってもコーチをつけない、というのも豪快な侍のようです。

ただ、ゴルフが大好きで仕事にしたくない、というのは素敵ですが、収入の方は大丈夫なんでしょうか、と余計な心配をしてしまいます(笑)。

そして、僕に命令できるのは妻だけ、というジョークを入れるところもやっぱりアメリカンですね。

このコースは1200もバンカーがあるんですか。18で割ると1ホールあたり平均66個。これは多いですね。ラフも深いそうですので、曲げてしまうと大叩きをしかねません。

でもそんなことは気にせず、どんなコースでも飛ばしていく、というのは一つのゴルフの美学だと思います。この調子でどんどん行ってもらいたいです。

(全米プロ選手権は)濃霧のため競技開始が約3時間遅れた影響で、日没までに約半数の選手のプレーが終わらなかった。
(中略)競技開始を大幅に遅らせた濃霧は、昼過ぎにはきれいに消え去った。だが、石川のプレーは、モヤモヤしたまま終わってしまった感がある。
スタートダッシュに失敗した。けちのつき始めは、3ホール目の12番パー3。ミシガン湖からの強風にショットが乱され、1.5メートルのパーパットもカップにけらけた。
続く13番も第一打を右の急斜面に打ち込み、2連続でのボギー。さらに、18番ではバンカーからの第2打がアゴに当たって目の前のラフに落ちてしまい、手痛いダブルボギー。
前半だけで5つもスコアを落としてしまった。(中略)石川は競技進行の遅れを言い訳にはしなかったが、「スコアを落とすにつれ緊張は増していった」と打ち明けた。
(中略)「吹っ切れた」という後半に2バーディーを奪う意地は見せたが、エンジンのかかりが遅すぎた。

石川遼

うーん、石川遼は全英オープンも好調だったので、期待していたのですが。今回の全米プロの舞台は距離が長く、飛ばし屋の石川にはけっこう向いていると思いますが、そう上手く行かないのがメジャーの難しさであり、面白さです。

濃霧でプレー開始が遅れたとのこと。ミシガン湖の近くなので、霧が出やすいのでしょうか。霧では視界がきかず、ピンの位置などが見えないでしょうから、これは仕方のないことです。

とはいえ、3時間も待たされるのでは、選手のリズムも狂ってしまうでしょうね。

さて、日経新聞では湖から吹く風の強さも難しさを増すだろうと書いてありましたが、そのとおりになりました。ゴルフは同じコースでも、風が強いとまったく難易度が変わってしまいます。

12番のパーパットは風が影響したのかはわかりませんが、短いパットを外してしまうと、やはり一流選手でも調子を崩してしまいますね。

13番では右に打ち込んだそうですから、ドローが掛からずにプッシュアウトになってしまったのでしょうか。

バンカーのアゴというのは、バンカーの外側にあるがけのように高くなった部分のことです。どのバンカーにもあるわけではありません。

高いバンカーショットを打たないと、アゴにぶつけてしまい、思い通りにアウト出来ないのです。

私のようなへなちょこゴルファーなら、あごのない方向に出すか、アンプレヤブルを宣言するという選択肢もあります。

しかし、1打もおろそかにできないメジャーでは、それはよほどでないとできない選択です。

それにしても、競技進行の遅れを言い訳にしないのはさすが遼くんです。スポーツマンシップですね。最近は愚痴が目に付くタイガー・ウッズにも見習ってほしいな、と思います。

後半で2打は取り返しました。気を落とさずに奮闘を期待します。

(読売新聞10/8/14から引用)

ウッズが、まずまずのスタートを切った。
濃霧で約3時間もスタートが遅れても、集中力は途切れなかった。出だしから4ホールで3バーディーを奪って流れを作ると、後半はミスショット後にクラブを投げ捨てるシーンもあったものの、最終ホールをバーディーで締めて笑顔。
「きょうのプレーでイーブンパーだったらがっかりだし、フラストレーションがたまっただろうね」と話した。
先週のブリヂストン招待で自己最悪の18オーバーと大崩れして、さすがに危機感が募ったのだろう。
今大会の練習ラウンドでは、キャディーにクラブで頭を押さえられながらショットを放つなど、これまで人前ではあまり見せなかった必死の姿を披露。
そのかいあってか、ショットもアプローチもパットも「先週よりもすべてが良くなっている」と前向きだ。
ただ、未勝利の今季は大会終盤に精彩を欠くケースも多い。復調気配が本物かどうか、大事なのはむしろ2日目以降だろう。

タイガー・ウッズは

タイガー・ウッズは1日目を1アンダーでホールアウトしました。私は彼のスキャンダルには興味はありませんが、やはり彼のゴルフに私生活のごたごたが(自分でまいた種にせよ)影響しているのは否めないようです。

直接的には、それによって練習量も試合数も減ったということがあります。しかしそれに加えて、コーチだったハンク・ヘイニーは彼の元を去りました。

腕の筋肉が以前よりもがっしりとして、体づくりには余念がないようですが、年齢もあってウッズのゴルフに変化が起きているように感じます。

しかし、全米プロの初日は調子がよかったようです。バーディーを多くとることができました。ただ、クラブを投げ捨てるマナーの悪さは相変わらずで、がっかりします。

ゴルフはセルフコントロールがとても大事なスポーツです。クラブを放り投げる悔しさはわかりますが、それを表に出すようでは、メンタル面ではまだまだだと言わざるを得ません。

スイング練習では、かなり苦闘しているようです。練習ラウンドではキャディーにクラブで頭を押さえてもらいながらスイングしていたそうです。

おそらくこれは、体が沈み込む(頭も沈み込みます)という彼の悪い癖を矯正するための練習でしょう。それにしても、練習ラウンドでこうした姿を披露するとは、以前のウッズにはなかったことです。

まあ、そのおかげで調子がよくなったからよいのですが、やはり今年の彼は一時的には復調しても、終盤で失速する場面が多いです。全英オープンもそうでした。

最後までこの調子でいければ、復活と言えるのでしょうが、さて。

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