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2010年全英オープン最終日 日本勢とウェストヘーゼン

2010年全英オープン最終日 日本勢とウェストヘーゼン


(日本経済新聞10/7/19から引用)

(全英オープンは最終ラウンドを行った。)前日41位の石川遼は5バーディー、3ボギーの70で回り、通算2アンダーでホールアウトした。

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74の谷口徹は3オーバー、73の宮瀬博文は4オーバーで終えた。
通算15アンダーで首位発進したルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は、5番までパープレー。前日2位のポール・ケーシー(英国)は10アンダーと1打落としている。
マルティン・カイマー(ドイツ)が6番を終え8アンダーで追走。2000、05年セントアンドルーズ大会覇者のタイガー・ウッズは13番前で4バーディー、1ボギー、2ダブルボギーで2アンダー。
前日41位の石川がスタートしたのは最終組の4時間以上も前。2位で予選を突破した全米オープンのように、優勝争いの緊張感を味わいながら戦うことはできなかった。
しかし、2度目の全英は実り多い4日間だった。強風下でもドライバー、アイアンショットは乱れなかった。「文句のつけようのないくらい、いいショットをたくさん打てた。これだけ安定するとは思わなかった」。
左からの逆風に苦手意識があったが、「自然と風にも慣れてきた」という。
(中略)全米オープンではスタミナ不足を痛感したが、「体力、精神力の使い方にも慣れてきた」という。
(中略)谷口は2日連続で、1番の第2打がグリーン手前のクリークにつかまった。「おかしいなあ。絶対にはまらないと思ったのに。感じるのと上空は(風が)微妙に違う」。(中略)
風の読みなど「ジャッジが悪く、決勝ラウンドでいいスコアを出せなかった」と残念がる。それでも全米オープンに続いて4日間戦い自信もつかんだよう。

(引用終わり)
2日目にも2位に大差を付けていた南アフリカのウェストヘーゼン選手。3日目も69と3アンダーで回りました。

メジャー大会はたいてい、予選ラウンドで上位に来た選手が、決勝ラウンドで失速してしまうことが多いのですが、今回の彼は非常に安定しているのがすごいです。

ちなみにあまり有名な選手ではなかったために、オイストハイセンと表記されていましたが、本人が希望したために本来の発音に近い名前で表記されるようになったそうです。

なお、タイガー・ウッズは3日目終了時点で3アンダーの18位と、いまいち波に乗れません。

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日本勢は健闘

日本勢では、まず石川遼。強風でもショットが安定していたのはすごいですね。彼は高弾道のショットなので、風の影響を受けやすいと思っていました。

テレビで観ていないのでわからないのですが、低弾道のパンチショットを駆使したのかもしれません。2回目にして早くも適応するところは素晴らしいです。

スタミナ切れしてしまった全米と違い、今回はペース配分もうまく行ったようです。やはりこの成長の速さはすごいです。

ペース配分を考えられるということは、予選突破を苦にしていない証拠だと言えます。予選通過に全力を尽くさないといけないなら、ペース配分どころでないからです。

実力と経験が向上し、余裕が出てきたと言えるでしょう。

谷口徹はとても好調だったので、上位に行けるかと期待できる内容でした。残念ながらそうはなりませんでしたが、自信を得たようですから、今後の海外メジャーの糧になるはずです。

地上と上空の風が微妙に違うというのは難しいですね。ゴルフは地上の風を読んで、ショットしますが、それと上空の風とが違えば、狙ったところと違うところへ飛んでいってしまいます。

強風の上にこれでは、苦労するのも無理はありません。

ウェストヘーゼンが安定

風が猛威をふるう150周年記念大会は波乱の展開だ。第3ラウンドを終え、上位にはあまりなじみのない顔が並ぶ。
メジャー優勝経験者は8位のレティーフ・グーセンただ一人。史上初のセントアンドルーズ大会3連覇のかかるウッズは、懸念された通りグリーン上でもがき、首位と12打の大差をつけられた。
「天候次第。まだ何が起こるかわからない」と強がっても、メジャー15勝目は風前のともしびである。
厳しいコンディションになるとやはり、転々と各国を渡り歩く欧州ツアーの面々が力を発揮する。初日2位のウェストヘーゼンの勢いは止まらない。
(中略)3日間のデータを見ると、フェアウェイキープ率1位、パーオン率2位、平均パット数3位と抜群だ。
今年3月に待望の欧州ツアー初優勝、世界ランク54位だから実力は侮れない。
(中略)アーニー・エルスの薫陶を受けている28歳の伏兵は「今週はスイングがとてもいい。試合を楽しんでいるよ」。メジャータイトルにぐっと近づいたが、逃げきるのはたやすくないだろう。
「平常心を保って、最後まで自分をコントロールし続けたい」。
(中略)「メジャーチャンピオンにどうしてもなりたい。能力はあると思うし、必死に練習してきた」。

(引用終わり)
記事にあるように、タイマー、ステンソン、カニサレスといった選手はなじみのない顔ぶれです。

タイガー・ウッズは今年はショットもいきなり悪くなりますが、パットも調子が悪いようです。これではメジャーでは勝てません。

12打差をつけられても、天候次第でどうなるかわからないと言ったとのこと。勝負師は強気でなければいけませんが、さすがに強がりとしか思えません。

最近のウッズはスキャンダルは別にしても、言行がかっこ悪いですね。ファンとしては残念です。

確かにヨーロッパツアーはいろいろな国で戦うので、こうしたコンディションで活躍するんでしょうね。アーニー・エルスも欧州ツアーで戦っています。

そのエルスの薫陶を受けたウェストヘーゼン。リズムを崩さずにアンダーパーを続けているのはすごいとしか言いようがありません。

フェアウェーにキープできて、パーオンして、パットもよければ、このスコアも不思議ではありません。本人の語るように、よほどショットがよいのでしょう。

いくら第3ラウンド終了時に2位と4打差もあるとはいえ、追われる立場はとても緊張するでしょう。そのプレッシャーから最終日に崩れてしまう事は少なくありません。

しかし、彼はきちんとセルフコントロールができています。全英の後も、ウェストヘーゼンは活躍すると思います。

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