ホーム » プロツアー情報 »

2010年全英オープンの最終成績

2010年全英オープンの最終成績


スポンサード リンク

(10/7/20から引用)

全英オープンは18日、最終ラウンドを行い、首位発進のルイ・ウェストヘーゼン(27、南アフリカ)が通算16アンダー、272で逃げ切り、メジャー初制覇を果たした。

スポンサーリンク

優勝賞金は85万ポンド(約1億1300万円)。欧州ツアー2勝目で、米ツアーは初勝利。南アフリカ選手の優勝は2002年のアーニー・エルス以来。
ウェストヘーゼンは2位に4打差でスタート。1イーグル、1バーディー、2ボギーの71で回り2位のリー・ウェストウッド(英国)に7打差をつけて圧勝した。
ポール・ケーシー(同)とロリー・マキロイ(同)、ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)の3人が8アンダーの3位。
タイガー・ウッズ(米国)は72で、3アンダーの23位に終わった。
70で回った石川遼が通算2アンダーでメジャー自己ベストの27位に入った。谷口徹は3オーバーの60位、宮瀬博文は4オーバーの68位だった。

ついに最終ラウンドが終わった2010年全英オープンです。強風が吹き荒れた聖地、セントアンドルーズでは、メジャー優勝経験者がほとんど上位に顔を出さないという面白い展開になりました。

その中でも安定した、そして素晴らしいスコアを出したウェストヘーゼン選手がみごとに逃げきって、メジャー初優勝を果たしました。

英国選手

まずは他の選手から。英国のリー・ウェストウッドは序盤は2位につけており、地元での優勝を期待されていました。その後、3日目は順位を落としていましたが、2位に復活したのはやはり実力を感じます。

ケーシーとマキロイも英国選手ですから、やはり自国のリンクスには慣れているのだと思います。

ちなみにマキロイは、ALBA.NETで調べたところ1989年生まれでした。ということは21歳ですか。若いですね。この年齢で上位に来るとは感心します。

日本勢

日本勢は、石川遼がメジャー自己ベストの27位と立派な成績でした。彼も2,3日目はオーバーパーになってしまいましたが、4日間を通じて安定したスコアを出しているのは素晴らしいです。メジャーはいったん崩れてしまうと、立て直すのはとても難しいですから。

優勝経験者のアーニー・エルスが予選落ちしたり、タイガーが23位だったことを考えると、遼君の27位は大いに誇れる順位です。もはや海外メジャー制覇も現実味を帯びてきました。

彼は将来はアメリカツアー参戦も考えているでしょう。そうなれば、海外コースのラフや芝にも今より慣れることができるでしょうから、さらにメジャーで有利になると思います。

石川が日本ツアーを離れてしまえば寂しいですが、やはり世界の頂点を狙うなら、機が熟せばアメリカPGAへの参戦がよいのではないでしょうか。

タイガー・ウッズ

(中略)23位に沈んだウッズは「今週はとてもいいドライバーショットが打てたし、アイアンも良かったのに、初日(67)以外はパットが悪すぎた」と敗因を語る。
最終日はパターを元のものに戻したそうだが、うまくいかなかった。「4日間で3パットが9回か10回あった。そんなんじゃあ勝てない」。不本意な成績が続いているが「ギャラリーは素晴らしい。みんな温かかった」と感謝していた。
ウェストヘーゼンと最終組で回ったケーシー。一時は3打差まで迫りながら12番でティーショットをブッシュに打ち込み、痛恨のトリプルボギーをたたいた。
首位との差は一気に8打に広がり、勝負あった。18番ではバーディーを逃した。(中略)3位転落を悔やみながら「信じられないパフォーマンス。落ち着いて素晴らしいゴルフをした」と勝者をたたえていた。

(引用終わり)
谷口選手は途中まで日本勢トップのスコアだったのですが、3日目に77と落としてしまいました。地上で読んだ風と、上空での風とがずれていて、思ったところに打てなかったようです。

全英オープンの舞台は風が強いことが多いので、なおさらでしょう。それでも、大崩れせずによく踏みとどまったと思います。谷口の今後の海外メジャーでの活躍につながるのではないでしょうか。


宮瀬選手も安定したスコアでがんばりました。海外に対する苦手意識が和らいだようですから、今後にも期待します。

次にタイガー・ウッズです。本人によると、ショットはドライバー、アイアンともに調子がよかったんですね。しかしパッティングで大苦戦したようです。

以前にウッズの家がテレビで紹介されていたときに、豪邸の一角にパター工房がありました。パターがたくさん置いてあり、そこで調整もできるのです。お金持ちは違うなあ、と感心した記憶があります。

そんな彼でも、今年はパッティングのフィーリングがおかしいようです。確かにメジャーでは3パットが多いようでは、優勝はほぼ無理です。おまけに全英はパッティングが特に重要ですから。

しかし、アイアンなどのショットが良くなったのはやはり大したものです。ハンク・ヘイニーコーチと決別したのに、一人でスイングを立て直したのでしょう。

そして、ギャラリーへの感謝の言葉を忘れなかったところを見ると、精神面でも復活というか、成長しているようです。この調子で、マナーなども含めた完全復活を望みます。

ケーシーは惜しかったですね。1位との差があれば、それを詰めるために攻撃的なゴルフをしないといけません。ウェストヘーゼンが調子が悪ければ、自分は守るべきところではパーセーブして、とれるところでイーグルやバーディーを狙うという戦略もありますが、彼の調子が崩れなかった以上、ケーシーも全ホールで攻めるしかなかったのでしょう。

そのため、12番で茂みに打ち込んでしまったのも、その影響かもしれません。全英はフェアウェイの真ん中に茂みがあって、そこに入れてしまえば出すのがやっと。アンプレヤブルということも少なくありません。

しかし、自分のプレーにがっかりしながらも、ウェストヘーゼンを素直にたたえたのは紳士的でよいですね。

ウェストヘーゼンの完璧なプレー

7打差は戦後では2000年のウッズ(8打差)に次ぐ大勝だ。ウェストヘーゼンは、名物の17番ホールで早々とギャラリーからスタンディングオベーションで迎えられた。
(中略)プロ転向後、数年間は平常心をうまく保てず結果を出せなかったが、3月に欧州ツアーで初優勝し自信をつかんだ。
今大会では、ティーショットが飛んで曲がらない。フェアウェイキープ率は1位。パットもよく決まり「2メートル以内はほとんど外さなかった」。
完璧なゴルフは、過去8戦のメジャーで予選通過が一度とは思えない。
ホームコースは風が強く、風の中のプレーは慣れっこ。海風のペブルビーチ(全米オープン)では自分に期待していたのにミスを重ね予選落ち。
「かなりがっかりした」。今回は期するものがあったらしい。
実家は農家。17歳からプロ転向する02年まで「エルス基金」の支援によって腕を磨いた。「彼はいいメンター(指導者)」。自宅を訪ねて話を聞き、練習ラウンドも一緒に行っていろいろ学んできた。
グランドスラマーの英雄、ゲーリー・プレーヤーからは朝に電話をもらい「冷静に、試合を楽しめ」と励まされたという。
南アフリカはジュニア教育が盛んで、マスターズ優勝のイメルマンをはじめ選手が次々育っている。
「メジャーチャンピオンの誕生は誇りだ」とエルス。伝統は脈々と受け継がれ、新しいジ・オープン覇者を生んだ。
(ウェストヘーゼンの身長と体重は)178センチ、72キロ。

(引用終わり)
優勝賞金は1億1300万円ですか。私も欲しいなあ…と思わず思ってしまいましたが(笑)、これまで欧州ツアー1勝のウェストヘーゼンにとって、お金よりもメジャー優勝のトロフィーは本当にうれしいものだったでしょう。

それも2位に7打差もつけての完勝でしたから、まさに見事としか言いようがありません。

プロ転向が2002年で、その後数年間は平常心を保てなかったとあります。ゴルフはメンタル面の比重が大きいので、平常心を保つのは勝つために必須の要素です。

とはいえ、それではどうすれば平常心を保てるのか、というととても難しい問題です。できればその秘訣を彼に教えていただきたいですが(笑)、それは秘密でしょうね。

ちなみに、私の考案した正確不動法には、精神を集中して心を落ち着かせる効果があると私は考えていますので参考になさってください。

さて、彼のショットはすごくよかったんですね。飛んで曲がらない、これならフェアウェーもキープできます。おまけにパットの調子も良かったというのですから、まさに最強です。

2メートル以内のパッティングはほとんど入れたようですが、これはなかなか難しいです。1メートルくらいの短いパットでも、「入れ頃、外し頃」と言われて、外してしまうことが多いです。

それなのに2メートルくらいのパットのほとんどが入るのですから、すごいですね。

ペブルビーチでも自分に期待していたとありますから、この時からショットの調子はよかったのでしょう。そして、ミスを重ねた苦い経験が全英でみごとに生かされたのだと思います。

南アフリカはゲーリー・プレーヤーやアーニー・エルスといった名プレーヤーを輩出しています。イメルマンもそうだとは知りませんでした。

ウェストヘーゼン選手も念願のメジャータイトルを獲得して、パーフェクトなゴルフを今後もどれだけ見せてくれるか楽しみです。

スポンサーリンク


サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)