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宮里藍は賞金女王に逆転のチャンス

宮里藍は賞金女王に逆転のチャンス


(日本経済新聞10/11/10から引用)

宮里藍(25)の開幕2連勝で幕を開けた米女子ツアーも残り2試合。宮里は今季ツアー最多の5勝をマーク。昨年に続いて賞金女王争いにも加わり、崔羅蓮、申ジエ(ともに韓国)らライバルとしのぎを削っている。

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(中略)今期の目標に「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)」獲得を掲げたのが昨年12月のこと。オフのトレーニング・練習を経て、2月の開幕戦からこれまでの長いマラソンレースを、宮里藍はしっかりとした足取りで走ってきた。
(中略)賞金ランクは6位(140万6600ドル)と、1987年の岡本綾子以来、日本選手として二人目となる賞金女王の可能性を残している。
(中略)開幕前の米アリゾナ合宿などで、100ヤード以内のショットのほか生命線の小技に磨きをかけた。
平均パット数はランク1位(1.75)。勝負どころで、厳しいパットをことごとく決める。
さすがに終盤戦となると疲れもたまり、ペースダウン。(中略)
(賞金女王や年間最優秀選手賞を)あえて意識の外に置き、自然体で臨めるように自分をコントロールしているのだろう。心を波立たせる余計な情報は遮断し、目の前の試合、プレーに集中するのが宮里流だ。
「ガツガツするのは性に合わない」とも。

(以下略、引用終わり)
ここ数年、苦しい戦いを続けていた宮里選手だけに、今年世界ランキング1位に輝いたことは私もとても嬉しかったです。

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熾烈な競争のLPGA

圧倒的な強さを誇ったアニカ・ソレンスタムやロレーナ・オチョアの引退したアメリカLPGAツアーでは、まさに戦国時代になっています。

宮里もその後は失速し、世界ランクは6位になってしまいましたが、本人はあえてこうしたランキングは気にしていないようです。

さすがメンタルコーチに師事しているだけありますねー。それでも、一時的にせよ1位になったことは、大きな自信になっているのではないでしょうか。

ランキングは別にして、今年だけで5勝も重ねているのは素晴らしいことです。

小技を武器にする宮里藍

彼女はどちらかといえばアメリカツアーでは飛ばない方で、ミッシェル・ウィーに30~40ヤードはドライバーで置いていかれるそうです。それなのにこれだけ藍ちゃんが勝てているのは、やはり小技のうまさがあるからでしょう。

パワーでなく、技で勝負する、というのは日本人プレーヤーの目指す一つのスタイルだと思います。

平均パット数とは、1ホール当たり平均でこれだけパットを打っているということです。これが2なら、平均すると毎ホール2パットで沈めていることになります。

これが1台ということは、それだけバーディーやイーグルをとれている証です。やはり強い選手はパッティングがいいですね。

記事にあるように、終盤に来て疲れのせいかペースが落ちてしまっていますが、これは仕方がないとも思います。

アメリカは広いので、移動だけでも大変でしょうから。とはいえ、それはどの選手にとっても同じ条件です。

宮里選手も今後はさらに体力の強化に努めてくるはずです。

メンタル面

次に彼女のメンタル面について。余計なことを気にせず、目の前に集中するというのは、とても難しいことだと思います。

プロでも、リーダーボードがたまたま目に入ってしまうと、気持ちが動揺してしまうことが多いそうです。例えば1位の選手なら、「2位の選手が差を縮めてきたな」というように思うわけです。

また、他のホールでのギャラリーの歓声が聞こえる、ということもあります。他のプレーヤーがバーディーやイーグルをとった証ですから、これは動揺します。

しかし、なるべくそうしたことに煩わされずに、目の前のプレーに集中できるのが理想です。なぜなら、余計な心の緊張によってグリップや肩などに無駄な力が入ってしまい、ショットを乱すからです。

その点、宮里はすごいですね。もちろんこの精神的な強さが、勝利につながっているのでしょう。

本人は賞金女王を意識していませんが、やはりファンとしては獲得してほしいと思います。

韓国勢が席巻する

さて、引用記事には世界ランクと賞金ランクが掲載されていますが、韓国勢の強さには驚きました。賞金ランクでは1位の崔羅蓮、申ジエが韓国選手です。

また、3位の曽選手は台湾の選手です。以前に確かポーラ・クリーマー選手だったと思いますが、「アジア選手に席巻されているが、アメリカ人選手として上位に行きたい」と話していました。

これだけ外国人選手が活躍していると、そうだろうなと思います。私も韓国といえば朴セリなどの活躍は知っていましたが、彼女は最近どうしているんでしょうか。

ミシェル・ウィーは長身から繰り出す豪快なショットが持ち味ですが、最近は手首の故障で活躍できていませんでした。

しかし念願の勝利によって復調、世界ランク7位です。もっと上位に来るのではないでしょうか。

ところで、日本ツアーでも韓国選手が上位を占めています。その背景の一つには、アメリカツアーが不況で試合数が減り、強豪韓国人プレーヤーが日本に参戦した、ということがあるそうです。

横峯さくらも日本人として頑張る、という趣旨の発言をしていました。もちろん外国人選手の活躍も素晴らしいですが、やはり日本人選手にも一層の奮起を期待したいところです。

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