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ゴルフスイングに正解はあるか

ゴルフスイングに正解はあるか


ゴルフスイングに正解はあるのでしょうか? ここでいう正解とは、「これこそ究極のスイングだ」というゴルフスイング(スウィング)です。

いってみれば、プロゴルファーもアマチュアゴルファーも、この究極のスイングを探しているといっても過言ではありません。

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究極のスイングとは、飛距離(ドライビング・ディスタンス)が出る=飛ばせるうえに、正確性も高いショットを打てるスイングだといえます。

究極のスイングに最も近いスイングというのは間違いなくあります。それは、「メジャー大会を制したゴルファーのスイング」です。

なぜなら、メジャー大会(マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権)というのは世界で最も勝つのが難しい大会です。そこで勝ったゴルファーというのは、いわばその時点で世界一ゴルフの上手いプレイヤーだといえます。

そこで、メジャーを制したゴルファーのスイングこそ、究極のゴルフスイングに最も近いといえます。

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ずっと勝てるプロゴルファーはいない

ただ、例えば世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(2010年のマスターズで復帰するようです)も、いまだグランドスラムを達成していません。

なお、グランドスラムとは、1年内に4大メジャー大会をすべて制覇することです。

このように、ゴルフというのは勝ち続けるのが非常に難しいスポーツです。

そこで、もし究極のゴルフスイングなるものが存在したら、それを身につけたゴルファーは不敗のゴルファーになるはずです。

しかし、世界1位のタイガーでさえ、常勝ではないのですから、究極のゴルフスイングというものは少なくとも現時点では存在しないということになります。

スコアアップできるスイングはある

ゴルフスイングの正解=究極のスイング=メジャーで常に勝てるスイングとすると、究極のスイングは存在しないと書きました。

それでは、「ゴルフスイングの正解=アマチュアゴルファーでもスコアアップが望めるスイング」としたら、どうでしょう。

私の考えでは、この場合にはゴルフスイングに正解はあると思います。それも、正解は何個もあると思います。

まず、多くの方の思い描く「ゴルフスイングの正解」とは、「すごく飛ばせておまけにまったく曲がらないスイング」だと思います。

しかし、このようなスイングは前述の「究極のスイング」であり、存在しないと言わざるを得ません。

アマチュアゴルファーがスコアアップできるスイング

一方、アマチュアゴルファーがスコアアップできるスイングなら、いくつか存在します。

その第一は、「かなり飛ばせるが正確性はやや劣るスイング」です。このスイングは多くのアマチュアゴルファーの憧れるスイングといえます。

「飛ばし」というのはゴルフの大きな醍醐味の一つであることは間違いありません。飛ばし屋であるというだけでかっこいいだけでなく、飛距離が出せるということはスコアアップに直結します。

ただし、当サイトでも何回か書いていますが、飛距離と正確性を両立させることはとても難しいです。

また、飛距離を出すためには肉体的能力も必要です。具体的には、身長が高い(背が高い)方が遠心力が大きくなって有利ですし、トレーニングによって筋力を高めることも必要です。

これらのことから、「かなり飛ばせるが正確性はやや劣るスイング」は間違いなくゴルフスイングの正解の一つですが、もはやプロゴルファーの追い求める正解です。

アマチュア向けのレッスン書に紹介されているスイングも、ほとんどがこの正解です。しかし、多くの練習やトレーニングが要求されることから、多くのアマチュアには非現実的な正解と言えます。

アマチュアゴルファーがレッスン書やゴルフ雑誌を読んで一生懸命この正解に取り組んでも多くの場合うまく行かないのは、この正解が難しすぎるからです。

ほどほど飛ばせて正確なスイング

アマチュアゴルファーがスコアアップできるスイング(=ゴルフスイングの正解)の第二は、「ほどほど飛ばせて正確性の高いスイング」です。

当サイトの正確不動法もこれに当てはまります。

スコアアップのためには飛距離を伸ばすことだというのは正しいです。しかし、飛距離を伸ばすのは前述のようにとても難しいことです。

また、飛距離を伸ばせば、球は確実に曲がりやすくなります。それは、ボールのトップスピンが減る分、サイドスピンの影響が強くなるからです。

ほどほどに飛ばすのは難しくない

その点、「ほどほど飛んでまったく、あるいはほとんど曲がらないスイング」なら、飛距離を伸ばすためにトレーニングをしたり、多くの練習をする必要がありません。アマチュアでも十分マスターできます。

そして、ほどほど飛ばすということは、正確なスイング=機械のようにぶれないスイング=球を芯で捕らえる確率の高いスイングを習得できればそれだけで可能です。

ゴルフはクラブの長さによる遠心力やシャフトのしなりという「道具の力」を利用できるスポーツなので、すごく飛ばすのはかなり難しいですが、ほどほど飛ばすのは簡単なのです。

加えて、ほどほど飛ばすスイングなら、サイドスピンの影響は少なくなるので、曲がりはなくなるか、とても小さくなります。

落としたいところに落とせるメリット

こうしてほどほどに飛距離を出せれば、そして落としたいところに落とせる正確なショットを打てれば、第一にフェアウェイキープ率が格段にアップします。そうすれば林に打ち込んでOBとか、池に入れてしまうことなどが少なくなります。

第二に、なるべく平らなところとか、障害物(スタイミー)から離れたところというように、次のショットを打ちやすいところにボールを置けるようになります。

第三に、バンカーやクリーク(小川)などのハザード自体を避けることができます。

その結果、スコアアップはまず間違いありません。


地面を転がすショット

実はもう一つ、理論上は「飛ばないが、正確性は最高」というスイングがあります。それは何かというと、地面を転がすスイングです。

パターでも強打すれば100ヤードくらいは転がすことができます。おまけにパターならスライスもフックもないので、地面の傾斜や芝の影響以外では曲がりません。

もちろん、ティーショットから転がすというのは無理です。しかし、フェアウェイ(フェアウェー)からの第二打以降は、ひょっとするとアイアンで打つよりもパターで転がせるところまで転がした方が結果がよいこともあるかもしれません。

といってもこの地面を転がすショットはあくまで理論上の話です。ただ、実際にグレッグ・ノーマンは全英オープンでパターを使い、100ヤード以上の距離を上手く寄せていたことがあります。

というのは、全英オープンはリンクスコースで強風の場合が多いため、風の影響を避けるためにパターを使ったのです。

というわけで、この転がすスイングはアプローチの場合には有効な場合もあります。

なお、余談ですが藤子不二夫Aさんの「プロゴルファー猿」に書かれていたと思いますが、最近亡くなられた中村寅吉プロはパターのみで72くらいで回ったことがあるそうです(!)。

プロというのはすごいというか恐ろしいですね! 中村プロの場合は、ティーショットやセカンドショットは転がしたのではなく、普通に打って超低弾道のショットで飛ばしたのでしょう。

なお、このようにパターで普通のショットを打つのは、パターにそれだけの強度がないそうなのでまねするのは止めましょう。あくまでもパターはある程度までの距離の転がしに使いましょう。

まとめ

これまでの話をまとめると、ゴルフスイングにはおおまかに分けて次のようなものがあります。それを難易度の難しい順に並べてみます。

1 すごく飛ばせて、球が曲がらないスイング
2 かなり飛ばせて、正確性はやや劣るスイング
3 ほどほど飛ばせて、球が曲がらないスイング
4 飛ばないが、正確性抜群のスイング

1のスイングは究極のスイングとも言えるものですが、少なくとも現時点では存在しないものです。

2のスイングは、ツアープロやトップアマが常に追い求め、多くのアマチュアゴルファーも憧れるものです。しかし、このスイングをマスターするには膨大な練習とトレーニングが必要不可欠です。

3のスイングは、当サイトの正確不動法も当てはまります。飛距離は出ませんが、それを補って余りあるだけの正確性を身につけることができます。

それにより、戦略的なゴルフを楽しむことができ、スコアアップはまず間違いありません。そして、3のスイングは短期間でマスターできますから、初心者の方でも短期間で大幅に上達できるはずです。

4はあくまでも理論上の話で取り上げただけですが、アプローチの参考になると思います。

多くのレッスン書やゴルフ雑誌に登場するのは2のスイングです。タイガー・ウッズも、フィル・ミケルソンも、石川遼も、片山晋吾も2のスイングをさらに磨き上げて1のスイングに少しでも近づけようとしているのです。

しかし、練習にそんなに時間もお金もかけられない、トレーニングを積む時間もないという多くのアマチュアゴルファーにとって、2のスイングを追及するのは果たして現実的でしょうか?

そのため、3のスイングに当たる正確不動法もぜひ試していただきたいと思います。

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