ホーム » 正確不動法 理論編 »

ゴルフは攻撃と守りのどちらが大事か

ゴルフは攻撃と守りのどちらが大事か


スポンサード リンク

スポーツには攻撃的なチームと守備を得意とするチームがあることが多いです。

例えば野球ですと、強打者を揃えて得点力のあるチームもあれば、よいピッチャーがいたり堅い守備ができて相手に得点させないチームもあります。

スポンサーリンク

バスケットボールでもそうです。NBAではシュートをよく決める選手がいて大量得点で勝つチームもあれば、全員で守備を固めて相手を低い得点に抑えるチームもあります。

最近では確かボストン・セルティックスが守備の強いチームだったと思います。

もちろん、攻撃だけ、あるいは守備だけ得意というチームが勝てることは少なく、ある程度のバランスがとれていることも大事ですが、やはり攻撃的か守りかという色分けは多くのチームでできるものです。

これはチームスポーツだけでなく、個人競技でもある程度あてはまります。卓球でも、スマッシュをバシバシ決める選手もいれば、相手の球をとにかく拾うという守りに徹した選手もいます(こうしたスタイルは渋くて私は好きです)。

攻めのゴルフと守りのゴルフ

さて、ほぼ個人競技だと言えるゴルフはどうでしょうか。やはり攻撃的なゴルフをする選手と、堅実なプレーをする選手とがいます。

前者の例は、まさに王者として君臨していた頃のタイガー・ウッズが挙げられます。ドライバーで300ヤード以上飛ばし、短いクラブでベタピンを狙っていくというスタイルはとてもかっこよく、まさにアスリート・ゴルファーの典型でした。

日本の誇る石川遼も、ウッズに憧れるだけあって、攻撃ゴルフを追求しています。刻む場面も以前より多くなりましたが、やはり回数は少ないです。

女子プロゴルファーで言えば、横峯さくらも攻撃的なプレースタイルです。

一方、堅実なゴルフを持ち味とするゴルファーといいますと、私のイメージでは藤田寛之が挙げられます(ご本人はそうではないとおっしゃるかもしれませんが)。

ショットの正確性を生かして、確実にフェアウェーをキープしていく。そして磨き抜いたアプローチやパッティングで手堅くパーをとり、取れるところではバーディーを取るという感じです。

池田勇太や金庚泰(キム・キョンテ)選手もそういうスタイルだと思います。

攻撃ゴルフを実践するのはとても難しい

観戦している私からしますと、やはり全盛期のウッズのようなアグレッシブなゴルフはとても華があって魅了されます。

ただ、多くのアマチュアゴルファー(ゴルフの練習やプレーにあまり時間をかけられないプレーヤー)にとっては、攻撃ゴルフを自ら実践するのはかなり難しいと思います。

その理由はこれまでも書いてきましたが、第一にスイングを完成させるのが大変だからです。攻撃ゴルフをするには、飛距離を伸ばさないといけません。

しかし、まず飛距離を伸ばすには深く捻転した、トップの位置の高いスイングが必要です。もちろん手打ちでなく、ボディターンによるスイングでなければいけません。

また、こうしたスイングはヘッドスピードが速くなるため、ダウンスイングで体が開いてしまったりすると、ボールが曲がりやすくなります。

加えて、身体能力もある程度要求されます。つまり、筋力や柔軟性がないと、こうした飛ばせるスイングをつくるのは難しいのです。

ということは…筋力トレーニングやストレッチを一生懸命やり、練習場で正しいスイングを作って、たくさん球を打ち込み、飛ばしつつあまり曲がらないショットを打てるようにしないといけないのです。これが難しいことはみなさんご承知のとおりです。

高いリカバリー能力なども必要

理由の第二は、攻撃ゴルフこそトラブルショットやアプローチの練習をたくさんしないといけないからです。

攻撃ゴルフは飛ばせる分、ショットを曲げやすくなります。すると、ラフやバンカーなどに捕まりやすくなります。

そのときに、ミスをカバーする能力が守りのゴルフよりも求められるのです。といいますのは、守りのゴルフはあまり曲がらないので、バンカーなどに入れにくいからです。

樋口久子プロはショットが曲がらないので、あまりバンカーに入れたことがなく、そのためバンカーショットもあまり練習しなかったとおっしゃっていました。良い実例だと思います。

その点、タイガー・ウッズは決してフェアウェイキープ率は高くありませんでした。しかし、彼は幼少の頃からゴルフをしてきただけあって、みごとなリカバリーやバンカーショットを身につけていました。

ミスをリカバーできるからこそ、ウッズは攻撃ゴルフを体現できたのだと思います。

しかし、アマチュアゴルファーがバンカーショットやリカバリーショットを練習するのはなかなか大変です。競技志向で時間をゴルフに費やせないと難しいです。

やはり守りのゴルフが近道だと思う

こうして考えると、華やかな攻撃ゴルフを多くのアマチュアが目指すのは大変な道のりだと言えるのです。

一方、当サイトの正確不動法は完全に守りのゴルフです。あまり飛ばないが正確なショットを打って、フェアウェイをキープしていく。ハザードは徹底的に避けていく戦術をとる。

こうしたゴルフは地味ですが、堅実です。大きく崩れることがほとんどありませんので、メンタル面でもリラックスしてプレーできます。

そして、そんなに時間やお金をかけなくても、スコアアップが望めます。

というわけで、私は多くのアマチュアゴルファーは攻撃よりも守りのゴルフを追求することが、上達への近道だと思っているのです。

2010年の賞金王は前述のキム選手でした。彼は飛距離の出る方ではありませんが、確実なゴルフで賞金王になったのです。

スポンサーリンク


サイトトップページへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)