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正確不動法を考えるまでの私の数々の失敗談

正確不動法を考えるまでの私の数々の失敗談


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私いぬはちろうのゴルフ歴やプロフィールを少し書いてみたいと思います。

まず、私はアマチュアゴルファーです。ゴルフに興味をもったきっかけは、プレイステーションから出ていたゴルフゲーム「みんなのGOLF」をプレイしたのがきっかけです。

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このみんなのGOLFはなかなかリアルなゲームで、3Dのコースをゴルファーやギアを選びながらラウンドすることができます。

ライの傾斜やグリーンのアンジュレーション(グリーンの起伏)、風の向きや強さなども考慮してショットする必要があり、奥の深いゲームでした。

そこでゴルフを始めたいと思った私は、何冊かレッスン書を読んだ後、父親のクラブを借りて、近所の練習場に出かけたのです。

いろいろなスイングを見た

そこでまず思ったのは、練習場で打っているゴルファーはそれぞれいろいろなスイングをしているなあ、ということでした。

プロのようなスイングをしている人、8の字ループを描きつつもきちんと飛ばせている人など。

さて、レッスン書どおりに練習を始めました。まずはピッチングウェッジを握ってリストコックを使わずに振り子スイングを身につける練習から始めて、「お、思ったよりもゴルフは簡単そうだな」と思ったものです。

というのは数十ヤードの距離をコックなしで(アンコックで)打ってみたところ、まっすぐ(飛球線に平行に)打つことができたからです。

もちろん、ゴルフは簡単だと思ったのは大きな誤解でしたが(笑)。

続いては本格的なリストコックを使うハーフスイングの練習です。確かクラブは9番アイアンだったと思います。

ここからゴルフの難しさを痛感し始めました。スライスばっかり出るのです。ロフトのある9番なのに結構曲がります。

ダフリを連発

そして、スライスだけでなく、ダフリになります。練習場だったので人工芝とゴムマットが敷いてあります。そこでダフリを連発していたので、たちまち手のひらにマメが何箇所もできてしまい、とても痛かったです。

ちなみに手のマメが痛いので、次の練習のときは絆創膏を貼っていきましたが、スイングしているうちにずれてしまい、あまり意味がありませんでした。

そこで買ったのがマメのできにくいグローブ、マメゾーです。これは厚みがあって、とてもよいグローブでした。

ダフリを連発したのは、今考えると体がスエー(スウェー、スウェイ)していたか、あおり打ち=体が右に傾いていたのが原因だろうと思います。

しかし、当時は原因など分かるはずもなく、手が痛いばかりでした。

頭を動かすな

そのときでも、レッスン書で「頭を動かすな」というアドバイスは知っていたのですが、頭を動かさないように気をつけるのもなかなか難しいものです。

と言いますのは、頭が動いているかを判断するには自分の影を見るか、視界の中のボールの位置が動くかどうかを注意するしかありません。

そして、私は後者のボールの位置には注意していましたが、逆にそればかりに気を取られて、ぎこちないスイングになっていたと思います。

また、私は体が固いので、どうしてもバックスイングで首が右に動きます。それなのにボールを見続けるのはなかなかきついものでした。

このときは、ダフリと同時にトップも多発しました。球が上がるどころか、ゴロしか出ないときのあの寂しさは今も忘れません。

ダフリもトップも両方出たということは、スイングがまるで安定してなかったということです。まあ、ゴルフを始めてすぐはどの方もこんな感じだとは思いますが。


プッシュスライスを連発

それでも何日か練習場に行って球を打ち続けるうちに、だんだんと力はないものの、球の上がるショットを打てるようにはなってきました。

しかし、ショートアイアンではそうでもありませんが、5番アイアンで打つと、かなりボールがスライスするのです。これは、ロフトが小さくなるほど、球が曲がりやすくなるからです。

おまけに、球の打ち出し方向が右側、つまりプッシュアウトになっていました。

プッシュアウトとスライスが組み合わさって、プッシュスライスです。これは右に飛び出して右に曲がるので、まったくいけないショットです。

なぜプッシュアウトになっていたか。それは私が自分で、背骨を軸にしたスイングにしないといけない、そのためにはその場で後ろを振り向くようなバックスイングが必要だと思ったからです。

この考え自体は間違っていたとは思いませんが、あまりにも軸にこだわりすぎたために、テイクバックでインサイドに引きすぎるようになっていたのです。

そういえば、練習場で当時、二人のいわゆる「教え魔」さんに出会いました。私は自分の考えで黙々と練習したかったので、正直なところ教え魔さんは迷惑でしたが、その一人の方が「君はインサイドに引きすぎているよ」と教えてくれたのです。

このアドバイスには今でも感謝しています。もっと私に知識があれば、プッシュアウトになっているのはインサイドに引きすぎているからだとすぐ分かるのですが、当時は分かりませんでした。

今考えると、ダフリやトップ、スライスやプッシュアウトに散々悩まされたのは貴重な経験になったなあと思います。

と言いますのは、ショットのおかしいところから、その原因を探るくせが身についたからです。

ゴルフは結果が全てです。私のようなへなちょこゴルファーでも、タイガー・ウッズでも、インパクトでフェースが開いていたらスライスになります。

タイガー・ウッズがプッシュアウトするのも、私がプッシュアウトするのも、原因は同じということです。

そしてその原因を取り除けば、ショットは必ず安定します。

グレッグ・ノーマンの本を読んで

さて、私のプッシュスライスはどうなったでしょうか。ちょうどその頃、「グレッグ・ノーマン 100マジック」というレッスン書を買いました。

なにしろグレッグ(グレグ)・ノーマンは私の一番好きなゴルファーなので、この本を見つけたときにはうれしかったです。

そして同書に、テイクバック(テークバック)は低く、長く引けと書いてありました。私の場合、低くは引いていましたが、長くはありませんでした。

長くというのは、なるべく飛球線に沿って(インサイドやアウトサイドに引かずに)まっすぐ引けということです。

私の場合はインサイドに引きすぎていたのです。


インサイドアウトを矯正

そこで私もインサイドに引きすぎるくせ(癖)を矯正しようと思いました。具体的には、インサイド・インのスイング軌道=ストレートボールが打てるスイングにしようと思ったわけです。

といっても、そのときはインサイド・インにするためにはどうすればよいか知りませんでした。そこで、まずはアウトサイドインのスイングをつくろうと思ったのです。

アウトサイドインのスイング軌道なら、私のようなインパクトでフェースが開くスイングでも、ボールを左に打ち出して右に戻せるので、フェードを打てます。

これなら、スライスをたとえ直せなくても、フェードにできれば上等です。

また、アウトサイドインのスイング軌道にしても相変わらずフェースの開きが大きく、フェードと言うよりもスライスが出たとしても、少なくとも今のプッシュスライスよりははるかにましだと思ったわけです。

ちなみにフェードとスライスの違いはこちらです。

インサイドに引きすぎていたスイング軌道をアウトサイドインに変えようと思ったのですが、肝心なのはどうすればそうできるかです。

ボールの位置を変えた

私は、まずは「ゴルフ100マジック」に紹介されていた、ボールの位置を変える方法から始めました。

具体的には、それまで左足かかと線上においていたボールを、さらに左にボール1個分ずらしたのです。

こうすると、インパクトの位置も左にずれるので、軌道がアウトサイドインになるのです。

この方法を試したところ、1打目から球が左(野球でいうレフト方向)に打ち出されるようになったのです! これは軌道がアウトサイドインに修正された証拠です。

ところが、そう一筋縄ではいかないのがゴルフの奥深いところ。左に打ち出せるようにはなったのですが、今度はスライスも消えてしまい、ストレートボールになってしまったのです。

私の計画では、スライスはそのままでボールを左に打ち出して、フェードにしようということになっていました。しかし、左にストレートを打つプル(引っかけ)になってしまったのです。

このように計画は狂いましたが、私にとってはうれしい誤算でもありました。ボールの位置を変えるだけでスイング軌道を矯正できたことが自信になったのです。


ボールの位置を戻す

ただ、やはりひっかけは困ります。そこで私は、ボールの位置を再び左足かかと線上(私は全ての番手をここにしています)に戻しました。

ボールの位置をずらしてプルになったのだから、位置を戻せばストレートボールになるだろうと思ったのです。

結果は、まっすぐに打ち出すフェードボールになりました。ボールの位置を元に戻す際に、今度はインサイドに引き過ぎないようにも注意していたので、インサイドアウトの軌道が矯正されてインサイドインの軌道にできたのです。

ただ、曲がりが少なくはなったものの、少し右にボールが曲がります。フェードですから以前のプッシュスライスよりははるかによいのですが、これをドライバーで打ったらスライスになるかな、という不安がありました(この頃はアイアンのみを打っていました)。

なお、このときでもダフリやトップは前よりは減ったものの、ある程度出ました。やはりスイングの根幹におかしいところがあったのです。

球筋はまっすぐに打ち出すフェードになったものの、いまだダフリやトップはときどき出ますし、飛距離がいまいち出ません。

そのうちに、フェードからスライスへとショットが悪くなってきました。

スイングを大きくしたら

実は、飛距離を出したいがためにスイングを大きくして、セオリーにある「トップ・オブ・スイングではシャフトが地面と平行になるところまで上げる」というのを実践しようとしていたわけです。

ちなみにこのセオリーは今では古いものになっており、今ではショートアイアンは地面と平行にするのはトップが高すぎるということになっており、スリークォーターがよく推奨されています。

ところが、私は体が固く、とてもシャフトが地面と平行のところまで体を捻転させることができません。

それなのに無理をしてスイングを大きく、トップを高くしようとしたために、今度はリバース・ピボットとトップで左手首が手の甲側に折れるようになってしまったのです。

まさに一難去ってまた一難(笑)。いろいろ試すのにどんどんと新しい失敗や問題点が出てくるのですから、一時期はゴルフが嫌になりました。

それでもしばらくしたらやる気が出たので、まずは手首の折れを矯正することにしました。手首の折れの問題点は「ゴルフ100マジック」に書いてあり、スライスの原因になるとありました。

スライスが強くなっていたのですから、まさに同書の通りでした。


トップをコンパクトに

そこで、まず大きなスイング=高いトップを求めるのを止めました。ゴルファーには各人身体能力や体の柔軟性の違いがあり、一つの基準をすべてのゴルファーに当てはめるのはおかしいと思ったのです。

このことは今でも正しいと思っています。私は体が固いのだから、そんなに無理して大きなスイングにしても、飛距離も正確性も損なわれてしまうと思ったのです。

そこで、トップをスリークォーターくらいにまで下げて、さらに手首が折れないかどうかを注意するようにしました。このことで手首の折れは見事に撃退できました。

結果は、スライスがなくなり、ストレートボールを打てるようになったのです。さらに飛距離も以前より伸びました。

次に、リバースピボット(逆ピボット、ギッタンバッコン)を矯正しようとしました。

私はあいかわらず、「頭を動かすな」というアドバイスを忠実に実践しようとしていたがために、ボールをずっと見続けなければならないと思い込んでいたのです。

そのことが、体の固い私にとっては体重を左足側に残すことになり、リバースピボットになってしまっていたのです。

とりあえず、リバースピボットを矯正するために、背骨全体を左に傾けないように注意して、素振りをしたりボールを打ってみました。

そうしたら、見事にリバースピボットはすぐに直すことができました。また、このときに頭を動かさないようにするためにボールを見続けることも止めました。

その結果、前よりもずっと楽に、むだな力を抜いて自然体のスイングができるようになったのです。

そして私のショットは5番アイアンでもまったく曲がらない、ストレートボールになりました。

このことから、背骨を左右に傾けない、位置も動かさないのは大事だなと痛感しました。


シャンクが出る

しかし、またも難題が…。やっとストレートボールが打てるようになったのに、今度は恐怖の「シャンク」が出るようになってしまったのです。

シャンクはゴルファーにとって最も恐るべき問題です。シャンクの原因は、インパクト時にクラブのヒール側でボールを打ってしまうことです。

シャンクをすると、ボールはかなり右側に低く飛び出し、飛距離はほとんど出ません。こうなるとスコアメイクどころではなくなってしまいます。

例えばどスライス(曲がりの大きいスライス)でも、ある程度の距離は出ます。そのため、どスライスに困っているゴルファーでも、その分アドレスで左を向けば、木などのスタイミーでもない限りはどうにかなります。

しかし、シャンクだけはどうにもなりません。

やっとスイングがある程度上達したと思ったのに、と私は落胆しました。

しかし、シャンクの原因を考えるうちに、こう思ったのです。クラブのヒールでボールを打っているということは、アドレス時に比べてインパクト時にインパクトの位置が前(自分から見て正面方向)にずれているということだ。

なぜそうなるかというと、アドレス時よりも前傾姿勢が深くなっているからではないか。

つまり、よくレッスン書に「アドレスをインパクトで再現する」と書いてあるように、私のスイングはアドレス時とインパクト時とでクラブフェースの座標がずれている。

軸の座標をずらさない方法

この座標をずらさないようにするには、体の位置をずらさなければよい。その体の位置とはどこか、と考えたのです。

そして、リバースピボット退治のときに、背骨が左に傾いていたのを思い出しました。あのときも背骨を傾けないようにしたら矯正できました。

そして、背骨は根元までたどると尾骨の辺りに行き着きます。

この「スイングの軸」の根元ともいえる、尾骨(ここでは尾てい骨の付け根付近を指しています)の位置や角度をどの方向にも動かさないようにすればよいのではないか。

そうすれば、インパクトでもクラブフェースの位置や角度がアドレス時とまったく同じ状態でボールを打つことができると確信したのです。

早速、尾骨の位置と角度がどの方向にも動かないように注意したうえで、ボールを打ってみました。

すると、シャンクはまったく出なかったのです。そして球筋はきれいなストレートボールになり、まったく曲がりません。もちろん打ち出し方向は飛球線に沿ってまっすぐです。

ダフリもスライスも消えた

それ以来、私も含めて多くのアマチュアゴルファーを悩ませるダフり、トップ、スライス、フック、シャンク、リバースピボット、すくい打ち、というような問題はほぼ皆無になりました。

こうして正確不動法の「不動法」を考え付いたのです。

その結果、もう練習場(打ちっぱなし)に頻繁に通う必要はなくなりました。コースに出ても、80ちょっとのスコアを安定して出せるようになりました。

しかし、はじめにでも書きましたが、ある事情で(ゴルフではありません)首を痛めてしまい、ゴルフは現在お休みしています。

以上が私のゴルフ歴です。正確不動法は実際に試していただければ、その効果はすぐに実感していただける方法だと自負しております。

ぜひスイング(スウィング)でお悩みの方は、正確不動法をお試しください。

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