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ゴルフへの風の影響と対策法

ゴルフへの風の影響と対策法


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ゴルフにおいて、もっとも影響のある気象はやはり風でしょう。例えば全英オープンの開かれるリンクスコースはとても風が強く、パッティングの際に、ボールが風で動いてしまうほどです。

そこで、風の対策法(対処法)を知っておくことは、コース戦略にとても重要なことです。

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まず、風の読み方です。方法としては、芝を少しちぎって上に放り投げるやり方が一番ポピュラーです。芝が風に乗って流れますので、その方向と流れる大きさを見て、風向きと風速をおおよそ判断します。

また、ピンの揺れ具合を見る方法もあります。ピンがしなっている方向に向けて風が吹いています。そして、しなりの大きさで風の強さを測ることができます。

他にも、木の揺れ方によっても風向きと強さを測ることができますが、これはやりづらいのであまりおすすめしません。

多くの場合は、芝を投げる方法がやりやすいと思います。

○風にぶつけるのではなく、風に乗せる

さて、風の向きや強さを判断したとして、次は風に対してショットをどう打つかが問題となります。

風向きは、ティーインググラウンドからグリーンに向けて風が吹いているときはフォロー、逆に向かい風のときはアゲンスト(アゲインスト)といいます。

風の強さは、機械を使うのではないので、風速何メートルというような精度で判断することはできません。

アマチュアゴルファーの場合、弱い、中程度、強いという3段階に分けて考えるくらいで十分だと思います。

そして、ショットは風にぶつけるのではなく、風に乗せることを考えましょう。

ぶつけるやり方は難しい

タイガー・ウッズは、風にぶつけることが多いようです。例えば、風が左から右へ吹いているとき、普通に打つとボールが右に流れます。球筋で言えばフェードのようになります。

そして、タイガーはこういうときにインテンショナル・ドローを打ちます。もともとタイガーはドローヒッターですが、おそらくさらにドロー回転をかけるのでしょう。

こうすると、風が球を右に流そうとする力と、ドローにより球が左に曲がる力とで、風の影響が相殺されます。その結果、風の影響をあまり考えることなく、球をまっすぐ(あるいはまっすぐに近い球筋で)飛ばせるわけです。

そして、こうした横風が強ければ強いほど、インテンショナルでのボールの曲げを大きくします。例えば左から右への風がすごく強いときは、フックをわざと打つわけです。

このような球をわざと曲げて風にぶつける方法は、風によってボールが流される分を計算しなくてよいというメリットがあります。

ただ、デメリットとして、インテンショナルショットを打つ技術が要求されます。インテンショナルでボールを思い通りに曲げるにはかなりの練習量が必要なので、多くのアマチュアゴルファーには難易度が高すぎると思います。

風に乗せる

そこで、私はボールを風に乗せることをおすすめします。デビッド・レッドベターも「アスレチック・スウィングの完成」(ゴルフダイジェスト社)で風に乗せる方法を勧めています。

具体的には、横風や斜め風の場合に、風に流される分を計算に入れた上で、ショットを打ちます。

例えば、左から右に風が吹いているなら、ターゲットをいつもよりも左に定めます。そうすれば、ターゲットに向けて飛んだ球が、風によってそれよりも右に落ちるのです。

風が強ければ、その分ターゲットを大きく左にずらします。

なお、横風では飛距離がやや落ちます。

フォローは余計に飛ぶ

フォロー(追い風)の場合、飛距離がいつもより出ますので、その分を計算に入れて打ちます。

例えば、ティーショットで普通ならドライバーが200ヤード飛ぶなら、フォローによって余計に飛ぶことになるので、風速によって220ヤードとか、230ヤード飛ぶというように想定してショットを打ちます。

ターゲット付近にハザードがある場合は、普通のショットならハザードに入らなくても、風によって飛びすぎてハザードに入ってしまうこともあります。

そのため、ハザードに入らないように番手を落とす必要があることもあります。このようにハザードを避けるためにも風の計算は重要です。

アゲンスト(アゲインスト、向かい風)の場合は、風に押し戻されるために飛距離が落ちます。そのため、番手を上げる必要があることもあります。

アゲンストによって飛距離が落ちてしまうのはつまらないですが、風はすべてのプレイヤーにとって同じ条件です。強いアゲンストなら自分も飛びませんし、他のプレイヤーも同じです。

そのため、必要な対策はしたうえで、無理に飛ばそうとせず、普段と同じスイングをすることが大事です。


プロも風に苦しめられる

なお、アメリカPGAのメジャー大会が開かれるようなゴルフ場では、風がいきなり変わったり、風を読みにくかったり、ティーインググラウンドとグリーンとで風が違ったりするそうです。

また、同じゴルフ場でもタイミングによって風が凪いだり、強くなったりすることもあり、トップツアープロを苦しめます。例えばマスターズの開催されるオーガスタのアーメンコーナーは風が読みにくいことで有名です。

ゴルフをテレビで観戦するときも、最近は風の向きや強さが表示されることがありますので、風に注目するとより試合を楽しんで観ることができます。

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