ハンディキャップとは、ハンドアップとダウン
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ハンディキャップ
とは、プレーヤーの技量を数値で表したもの。(中略)どこのコースでも通用するオフィシャル・ハンディキャップと、仲間内のみで適用するプライベート・ハンディキャップとがある。(参考文献1)
ゴルフの上手さを数値化したものです。例えばハンディ5の上級者とハンディ40の初心者が一緒にラウンドして、上級者のスコアが80、初心者が114で回ったとします。
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この場合、上級者は80-5=75がネットスコアになります。初心者は114-40=74です。そして初心者の勝利となります。スコアそのものがグロススコアで、それにハンディを加味したのがネットスコアです。
このように、ハンデを計算することで、初心者と上級者が真剣に戦えるのがゴルフの面白いところです。
このようにハンディキャップを使うのは、プライベートなコンペ(コンペティションの略で、競技会のこと)が多いです。
一方、オフィシャルハンディキャップは、スコアカードを現在は10枚、JGA(日本ゴルフ協会)に提出する必要があります。
以前はどこかのコースの会員にならないとオフィシャルハンディを取得できませんでしたが、今ではJGAの個人会員になるか、日本パブリックゴルフ協会(PGS)会員になると取ることができます。
オフィシャルハンディは、公式にその人の腕前を表す数字だといえます。
スクラッチとは、ハンディが0のプレイヤーです。アマチュアでも最高レベルの腕前といえます。シングルとはハンディが1~9のプレイヤーです。
なかでも片手シングルとは、ハンディが1~5で、非常にゴルフが上手いゴルファーです。一般にシングルといえば、ゴルフ上級者の代名詞です。
コンペで使われるハンディの計算方法で一番多いのは新ペリア方式です。これは、18ホールのうち12ホールを隠しホールに設定して、その12ホールでの合計スコアを1.5倍します。
つまり、12ホールでの成績を全ホールのものとして計算するというわけです。そして、その数字から規定打数(72が多い)を引いたものに0.8を掛けます。それがハンディとなります。
例えば12ホールのスコアが60でしたら、1.5を掛けて90。パー72として90-72=18です。これに0.8を掛けた14.4がハンディとなります。
一方、オフィシャルハンディは、非常に計算が面倒です。JGAに計算方法が付いていますがよくわかりません。これは、どこのコースでも通用するように、コースの難易度も加味して計算しているからです。
おおまかな基準としては、スコアが70台で安定してラウンドしていれば片手シングル、80台前半ならシングルという感じです。100の壁を超えれば脱初心者で、アベレージゴルファーといえます。
ハンドアップ
アドレスでグリップの位置が高くなるような構え方。前傾姿勢が足りず、いわゆる”棒立ち”のアドレスをとるとなりやすい。
逆にグリップの位置が下になりすぎるのをハンドダウンといいます。
ハンズアップの典型例としては、アメリカの女子ツアーにわかりやすいほどハンズアップの選手がいました。ローラ・デービスだったかな?(違うかもしれません)
私の印象としては、体格がよくて飛ばし屋のゴルファーにハンズアップの構え方が多いような気がします。
もちろんスコアメイクができればハンズアップでもダウンでも構いませんが、アマチュアゴルファーが独学でスイング作りをするなら、やはりオーソドックスな構えが一番良いです。
具体的には、クラブを自然に地面に置いて、それからグリップを掴めば、そのクラブにとって正しいグリップの位置ということになります。
ただ、クラブ自体のライ角が合っていなければいけません。不具合があるようでしたらゴルフショップで調整してもらいましょう。
基本的には、前傾姿勢をとって両腕を自然に垂らしたところがベストなグリップの位置です。
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